坪単価の目安は30万円~55万円
運営しているのはLIXIL住宅研究所で業界最大手のFCです。
アイフルホームは子育て真っ最中の若いファミリーに人気の住宅メーカーです。
アイフルホームの坪単価はざっくりですが30万円~55万円と言われています。
実際にアイフルホームで新築された方の坪単価はいくらなのか調べてみました。
セシボ・爽
https://www.eyefulhome.jp/house/lineup/cesibo/sou.html
延べ床面積:39坪の家を新築されたAさんのお宅の場合で計算してみます。
本体価格1820万円÷39坪=46.6万円
ローコストの住宅メーカーの平均的な坪単価は約45万円前後です。
この価格ならローコストを謳っている他の住宅メーカーとさほど変わらないのでは?と感じます。
寒冷地で見積もりを取られたBさん延べ床面積31坪のお宅の見積もりでも計算してみます。
本体価格2070万円÷31坪=66.7万円
グッと坪単価がアップしましたね。
この価格だと中堅クラスの住宅メーカーの坪単価になります。
Bさんのお話によるとセシボ爽で見積もりを取り設備は一番良い仕様で見積もって貰ったんだそうです。
その為、かなり高額になってしまったんだとか。
後々営業さんと協議しつつ減額していく方法を取られたようです。
これならノンストレスで減額チャレンジできそうですよね。
この様に坪単価は家の大きさや設備の仕様等でも上下してしまいます。
あくまでも目安としてこれらの坪単価を覚えておけばいいですね。
30坪の家を建てる場合の本体価格は約2580万円
アイフルホームには2階建てのセシボシリーズと平屋のAYA・そしてシンプルな間取りのシンプルライフという商品が販売されています。
極(キワミ)・零(ゼロ)・爽(ソウ)のセシボシリーズは特に人気が高いようです。
https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_eyefulhome/shohin/sc_017/
最上位モデルの極はZEH基準超えの性能(Ua値0.30W/(m2・K))と太陽光発電を標準装備する住宅です。
零はZEH基準をクリアしトリプルサッシ+太陽光発電が標準搭載されたプランです。
爽はセシボの構造と平成28年度の断熱基準をクリアしつつもコストパフォーマンスを重視した人気のプランです。
- 極の坪単価は約60万円~。
- 零の坪単価は約50万円前後です。
- 爽の坪単価は約45万円前後です。
これらの数値をあてはめ単純計算してみます。
- 極で建てた場合:30坪×60万円=1800万円。
- 零で建てた場合:30坪×50万円=1500万円。
- 爽で建てた場合:30坪×45万円=1350万円です。
※この価格はあくまで本体価格のみなので目安として下さい。
全国の平均的な注文住宅の坪単価(総額から算出した坪単価)は約86万円です。
(2017年度の住宅金融支援機構・フラット35利用者調査のデータから算出)
30坪×86万円=2580万円となります。
上記のセシボシリーズにそれぞれ諸経費や外構費等を1000万円程プラスすると大体全国平均の価格に落ち着きました。
この事からアイフルホームのセシボシリーズは平均的な価格設定だという事が分かりました。
35坪の家を建てる場合の本体価格は約1490万円
アイフルホームには2階建てのセシボシリーズと平屋のAYA・そしてシンプルな間取りのシンプルライフという商品が販売されています。
まずは人気のセシボシリーズで延べ床面積35坪の家を建築した場合の本体価格を計算してみました。
- 極(坪60万円)で建築した場合:2100万円。
- 零(坪50万円)で建築した場合:1750万円。
- 爽(坪45万円)で建築した場合:1575万円となりました。
では2019年1月にリニューアルし発売されたのセミオーダー住宅の「シンプルライフ」の価格はどうなんでしょうか。
http://www.eyefulhome.jp/house/lineup/simple/
坪単価42.6万円という情報ですのでこの数値をあてはめ単純計算してみます。
42.6万円×35坪=1491万円です。
実際には35坪ジャストの家がシンプルライフのプランに存在しているかどうかは不明ですがセシボ爽との差額は84万円となりました。
個人的にはシンプルライフの見た目と間取りがデザイナーズ住宅の様でおしゃれだと感じました。
2階建てだけではなくスキップフロアや平屋まで様々なプランが用意されているようです。
この価格で35坪の家を実現できるなら良いなと思います。
ですが84万円の差で自由度が低くなってしまうのは拘りの強い方にとってはウィークポイントになるかもしれませんね。
アイフルホームの色んなプランで見積もりを出してもらうと良いでしょう。
総額には何が含まれていて、何が含まれていない?しっかりチェック!
坪単価と総額は家造りを始めると必ず耳にするキーワードです。
坪単価は住宅メーカーが公表している金額と総額から割り出した金額とが有ります。
施主が目安にしやすいのは総額から割り出した坪単価です。
まず住宅メーカーと契約する前に資金計画書なる書類を出して貰います。
家は本体価格の他に地盤改良が必要な場合は地盤改良費・屋外の給排水・電気の工事費等の付帯工事費等々色々とお金が必要です。
総額とは施主が住める状態の家を建てた場合の本体価格+付帯工事費+諸費用等を合計した金額の事です。
実際にアイフルホームと契約した方達の見積もりや資金計画書を拝見するとアイフルホームの場合はあらかじめ多めに予算を組む事が特徴だと感じました。
最初に施主の希望を詰め込んだプランと最大限の設備をもとに見積もり額を出し、その後何度か調整して上手く予算内に収めるという方法です。
最初に予算大幅オーバーの金額が表示されるのでこの価格に怯んでしまわれる方も多いようです。
個人的にはこの手法は引き算法なので施主にとっては親切だと感じます。
しかしあれもこれもあきらめたという気持ちに襲われる方も多くこればかりは相性としか言いようがないです。
アイフルホームで資金計画書や見積もりを出して貰った際にはこれ以上本当にお金が掛からないのかをしっかり確認する事が大切ですね。
加盟店同士の相見積もりで値引き交渉ができる
ローコストを謳う住宅メーカーでは値引きはしませんと公言しているメーカーも存在します。
アイフルホームはどうなんでしょうか。
実際に取り値引き交渉なさった方の情報が有りました。
その方は住んでいる地域のアイフルホームの代理店2店舗で相見積もりを取り交渉に臨んだとの事です。
通常相見積もりと言いますと競合する住宅メーカーを数社選んで同じ間取りや条件を提示し見積もりを取る手法です。
加盟店同士の相見積もりが出来るのは業界最大手のアイフルホームならではですね。
アイフルホームは地域によっては同じ県内に数店舗加盟店が有るという特徴があります。
確かに私が住んでいるド田舎でもアイフルホームの加盟店があるんですよね。
しかも2店舗もあるのでアイフルホームの加盟店の多さは目を見張るものが有ります。
その特徴を上手く利用した敏腕な交渉術だと感じます。
この方は約30万円分の照明器具代をサービスしてもらう事に成功したそうです。
他の方ですとキャンペーンで300万円の値引き券をクジで当てたと言う方もいらっしゃいました。
もの凄いミラクル値引きが続発していてびっくりしてしまいますね。
しかしFC特有の加盟店により値引きに関してはバラつきがあるみたいなので要注意です。
アイフルホーム加盟店を数件チェックし値引きに前向きな加盟店かそうでないかを判断する必要がありそうだと感じました。
そして値引きが可能だからと言って交渉に夢中になりすぎるのは禁物です。
施主が過剰にケチ根性を見せすぎると営業さんとギクシャクしてしまいます。
施主も営業さんもお互い気持ちよく家造りが出来るように納得できる価格で契約する事が肝心だと思います。
【まとめ】人気のセシボシリーズは価格帯と性能で選び分けられる
アイフルホームの人気商品セシボシリーズは極・零・爽の価格帯がそれぞれ違う3つのグレードがあります。
最上級クラスの極は最近の施主が重視する耐震性と断熱性能を兼ね備えた構造が魅力です。
坪単価は約60万円~です。
価格のせいかこのプランで建てる方は少ないと言われています。
極は全ての窓がトリプル樹脂サッシかトリプルハイブリッドサッシというなかなか豪華で贅沢な仕様です。
断熱性能だけで言うとZEHの基準を超えた家なので暮らしてからの光熱費が掛からない良い家だと感じます。
これは高気密高断熱の有名メーカー・一条工務店に追いつきそうな数値を誇っているんだとか。
最近の住宅メーカーの家はペアガラスのハイブリッドサッシが定番ですよね。
ペアガラスサッシでも寒さを感じにくいですがトリプルサッシの暖かさや気密性は別格です。
体感するとその良さが分かりますのでぜひモデルハウス等で確かめて欲しいです。
そして極と坪単価50万円の零との違いがイマイチ分からなかったんですが零は吐き出し窓のみトリプルサッシとの事。
その他の窓はペアガラスサッシを使用しコストの調整を図っているようです。
アイフルホームで一番人気の爽は坪単価45万円前後です。
爽で注意してほしいのは2Fのトイレはオプションだという事。
2Fトイレオプション価格:13万円程
競合する住宅メーカーのタマホームが2Fトイレが標準なのでこれはちょっとマイナスポイントになりますね。
2Fトイレは小さなお子さんがいらっしゃるご家庭やシニア家族には必須なのでアイフルホームさんにはぜひ標準にしてほしいです。
個人的には極の断熱性能が気に入りましたが実は零が一番コストパフォーマンスが良さそうです。
それぞれのプランで見積もりを取りよく検討する事が大切ですね。