アイフルホーム のスプリーム:53万円/坪で叶う、風通しの良い3階建て。

坪単価は約53万円。良心的な価格の3階建て住宅

アイフルホーム SUPREME

https://www.eyefulhome.jp/house/lineup/supreme/

アイフルホームの3階建て商品スプリーム。

その坪単価と総額を調べてみました。2014年に発表されたNewスプリームのプレスリリースに記載されていた本体参考価格は延べ床面積:40坪で1701万円(税込)でした。

(※EX仕様で建てた場合の価格です。)

この価格に付帯工事費・諸費用を合わせた400万円をプラスして総額を出してみます。

総額:1701万円+400万円=2101万円

この価格から実質の坪単価を割り出してみましょう。

2101万円÷40坪=52.5万円。

坪単価は約53万円となりました。

3階建ては総2階建ての家と比べると価格は割高になると言われています。

例えば大手住宅メーカーの住友林業の3階建て商品ですと1坪あたり75万円~100万円です。

この価格から見るとアイフルホーム・スプリームの価格のお安さが際立って感じます。

53万円と言うとローコスト住宅のメーカーですとミドルクラスの2階建て商品の価格と同じ位かな?と思いました。

とても良心的な価格設定なので3階建てをお考えの方は候補に入れると良いですね。

3階建て+アルファの提案が特徴です。

3階建ては都心の限られた敷地を最大限に有効活用出来る事が最大のメリットですよね。

アイフルホームのスプリームのコンセプトは「空間(そら)を楽しみ夢を育む家」。

プラスアルファの提案としてスカイバルコニーと言う広い屋外スペースを備える提案をしています。

こちらはスカイバルコニーのイメージ図。

アイフルホーム SUPREME スカイバルコニーのある暮らし

http://www.eyefulhome.jp/lineup/supreme/index.html

都心の住宅地ではお庭に面積が取れない場合が多々あります。

家の中からアクセスしやすい場所にこの様な広いベランダが有るととても便利そうだと感じます。

休日に家族みんなでブランチをしたり、バーベキューをしても良いですよね。

勿論普段は洗濯物を干したり、お子さんやペットの遊び場にもピッタリです。

ある程度ベランダの広さを確保できるのであれば軽量な土を入れて家庭菜園も出来るかも。

スカイデッキは夢が広がる空間ですね。

そしてスプリームのEX仕様では「開ける技術」と「閉じる技術」も取り入れ省エネな仕様となって居ます。

  • 「開ける技術」とは:風や太陽光を取り入れた設計。
  • 「閉じる技術」とは:遮熱断熱Low-eガラス・オリジナル遮熱工法・遮熱型透湿防水シートを使用した断熱方法です。

一般的に3階建ては2F部分、3F部分が真夏に暑くなりがちです。

遮熱や断熱性能に優れた家でなおかつ風通しが良い家なら真夏でもクーラーをガンガン掛けなくても快適で過ごしやすそうだなと感じました。

二世帯住宅の希望者には特に好評

狭小地で広々暮らせると人気のアイフルホームのスプリーム。

実際新築された方の評判を集めてみました。

良い評判

  • 3階建ては価格が高いと聞いていたので身構えていたが意外とお安く出来て良かった。
  • 敷地が狭すぎて悩んでいたが営業さんから「敷地一杯に建ててはどうか?」と3階建てのスプリームを勧められ納得できる家が出来た。
  • 狭小地に建っているとは思えないほど室内が広く感じられる。

やはり価格が比較的お安く出来る事が好評を得ているようです。

都会の宅地は高額なので本体価格を抑えられるのは嬉しいですよね。

都心で2世帯住宅を考えている方の悩みにマッチした商品なんだなと感じました。

こちらは実例に登場するお宅の室内の様子。

アイフルホーム 森林公園駅前店  こだわりの詰まったお施主様のセンス溢れる3階建てスキップフロアの家

アイフルホーム 森林公園駅前店  こだわりの詰まったお施主様のセンス溢れる3階建てスキップフロアの家

http://www.all-eyefulhomenavi.com/alivio/shinrinkouenekimae/example/0013/index.html

3階建て+スキップフロアにする事で空間を更に広く使える工夫が施されています。

イマイチな評判

  • やっぱり1Fから3Fまでの上下移動が大変。
  • 築5年で外壁に亀裂が入りサッシにも不具合が出て来て補修ばかりしているので不安。

昇降運動の問題にはホームエレベーターや昇降機を付ける等の対策が必要かもしれませんね。

外壁のヒビやサッシの不具合に関しては3階建てだからと言うよりも地盤の問題なのかもと思いました。

アイフルホームでは地盤調査や地盤改良に力を入れていると謳っているので施工した加盟店は原因究明に尽力してほしいなと思います。

この様に良い評判だけではなくイマイチな物も有ります。

実際のモデルハウスに赴き3階建ての生活をシュミレーションする事が大切だと感じました。

標準のキッチンはLIXILのアレスタ。家事ラクが魅力!

3階建てのスプリームの標準キッチンは勿論リクシル製品です。

アイフルホームで建てる場合、他のメーカーのキッチンを入れる事はコストアップにつながってしまいます。

なのでほとんどの方は標準仕様の物かキッチンのグレードを上げる事で拘りを反映させています。

EX仕様ですとミドルグレードの「アレスタ」が標準のようです。

アレスタは他の住宅メーカーでも多く採用されている商品です。

おしゃれなデザインと使い勝手が両立しているのでとても評判の良いキッチンです。

LIXILのシステムキッチン アレスタ

https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/alesta/

アレスタの目玉であるよごれんフードは面倒な換気扇のお手入れを軽減してくれます。

よごれんフードは口コミでも「導入して良かった」と大好評な換気扇なのです。

LIXILのシステムキッチン アレスタ よごれんフード

https://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/alesta/feature/feature01.htm

汚れの原因である油煙を高速回転するディスクで分離してオイルトレーに貯める仕組み。

日頃のお手入れはオイルトレーを外して掃除するだけと言うラクチンさです。

その他にもワンプッシュで開けられるドアポケットが付いていたり、広々シンクが備え付けられており家事ラクなキッチンとなって居ます。

正直キッチンの選択肢は限られていますがアレスタはそれを凌駕するほどの機能とデザイン性を持ち合わせています。

その為施主の不満にはつながらないんだろうと感じました。

外壁はALCが人気。継ぎ目が多いのが弱点

家の外壁は家の印象を決めるだけでなく家を風雨から守る大事な役目があるアイテムです。

アイフルホームの3階建てスプリームの外壁はどんな物が使えるのか調べてみました。

標準外壁はセルフクリーニング機能が付いた高性能の窯業系サイディングです。

実例で登場するお宅では様々な外壁材が採用されていますのでオプションで自由に選択できると推察しています。

ALCという外壁材を採用しているお宅がチラホラ有るので都心では人気の外壁材なのでしょうね。

ALCは大手ハウスメーカーのヘーベルハウスが有名です。

旭化成 ヘーベルパワーボード

旭化成 ヘーベルパワーボード 防火性

https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/powerboard/about_pb/point/fireproof.html

ALCとは?:軽量気泡コンクリートの事。ドロドロにした珪石・生石灰・セメント等に発泡剤を加え高温高圧で蒸気養生されパネル状にしたものです。

ALCは、気泡が沢山有るので水に浮く程軽量です。

その上耐火性に優れ・強度・遮音性・断熱性の高い外壁材です。

有名な高層ビルや文化財保護の為の倉庫の壁にも使われるとても優秀な外壁材ですがウィークポイントが有ります。

サイズが30.5cm×61cmと小さなパネル状になって居る為継ぎ目が多い事です。

継ぎ目が多い = シーリング箇所が多くなります。

シーリングが劣化するとそこから水が染み込み雨漏りの原因になるのでこまめなメンテナンスが欠かせない外壁材です。

3階建ては建物の高さが有りその分足場代が掛かってしまいます。

個人的にはそのような定期メンテナンスの掛からない外壁にしたいなと思いました。

どの年代でも暮らしやすい工夫が必要。水回りの位置は特に注意!

評判の中で1F~3Fまでの昇降が大変だという口コミが多かったので暮らしやすい3階建てとはどんな物かを考えてみました。

若いうちは階段なんて平気ですが中年以降は本当にきついです。

我が家もスキップフロアで階段だらけの家なのでこの大変さは実証済みです。

3階建ての間取りで一番のポイントは水回りとLDKの位置だと思います。

都会の狭小地の場合は家が立て込んでいるのでやっぱり明るさや風通しを考え2FにLDKを持ってきたいです。

実例に登場しているお宅も2FにLDKの間取りが多い印象を持ちました。

ホームエレベーターを付けられるならどの階にお風呂場が有っても大丈夫。

ですが毎月の保守管理費が1万円程するので維持費が結構痛いです。

新築時はエレベーター無しにしておくならお風呂と寝る場所は1Fに欲しいですね。

介護をする場面ではお風呂の介助が一番大変なんです。

高齢になり身体が動かなくなってくると粗相が多くなりお風呂を頻繁に使うようになります。

要介護者の着替えは2人掛かりで行うケースも有るので広い場所が必要です。

脱衣室が狭い場合は個室である程度衣服の着脱が出来ると良いですね。

それらの理由からお風呂やトイレが寝室の近くにある事が一番便利。

こちらはアイフルホームの支店HPに掲載されている3階建ての参考間取りです。

アイフルホーム間取りプラン検索

アイフルホーム 3階建ての間取り実例

http://www.eyefulhome.info/plan/index.php#!/3/

1Fの4.5帖大の予備室が将来的には介護に便利な部屋になりそうです。

この間取りの場合、食事の配膳が大変なのでレストラン等に有る小型荷物用の昇降機を付けておいても良いですね。

1F~3Fまで同じ場所にクローゼットを設けリフォーム時に据え付けできるよう計画しておけば安心です。

こちらは省スペースで3階建てにも導入できる近未来的なデザインのエレベーター。

NuVa(ニューバ)空圧式エレベーター

http://www.micro-ev.jp/product/elevator/nuva/

この様なポイントを押さえどの年齢にも暮らしやすい間取りの家にしたいですね。

アイフルホームのスプリームのここがイイ!①)次世代制震システムEVASが使える

一般的には3階建ては建物の高さが有る為、地震の際揺れやすいです。

アイフルホームが採用している次世代制震システムEVASは東京大学・防災科学技術研究所・清水建設が共同開発した制震技術です。

次世代制震システムEVASとは?:粘り気のある粘弾性体で揺れを受け止める仕組みです。

アイフルホーム 次世代制震システム「EVAS]

アイフルホーム 次世代制震システム「EVAS]の特徴

http://www.hiro-sougou.com/evas.html

防災科学技術研究所で行われた実物大振動実験で阪神淡路大震災と同じ規模の揺れを4回受けてもほとんど被害が無かったと実証されています。

建物の変形量も従来の木造住宅に比べ2分の1に抑えられるとの事。

粘弾性体を構造用合板で覆う前に柱に施工する方法なので家全体で制震する事になります。

他の制震システムよりもバランスよく揺れを受け止めることが出来ます。

EVASは大きな地震だけでなく微振動にも有効です。

例えば電車や大型のバス・トラックが行きかうと家が震える事が有りますがそのような問題にも対応できます。

幹線道路の近くや線路の近くに建つ家にピッタリです。

我が家も大型車が家の前を通ると地震と勘違いする程家が揺れるのでぜひ建て替えの際にはEVASを採用したいなと思いました。

アイフルホームのスプリームのここがイイ!②)ビルトインガレージを備えても安心な構造

3階建てを建てる際に1Fにビルトインガレージを作りたいとお考えの方も多いかと思います。

しかしガレージ部分を広くとると家を支える柱や壁が不足して建物の強度が心配です。

アイフルホームでは大開口フレームや高耐力コアを駆使して柱や壁の無い広々とした空間を実現できます。

こちらは実例に掲載されていたEH大開口フレームを使用したお宅。

アイフルホーム浦和店 EH大開口フレームを使ったビルトインガレージ付き都市型3階建て

http://www.all-eyefulhomenavi.com/kamimura/urawa/example/0083/

高耐力コアとは?:構造用面材を4角く囲んでコア状にする事で壁倍率を最大で8倍相当の強度を確保できる構造体です。

建設通信新聞DIGITAL 】LIXIL住研が耐震構造「高耐力コア」で特許取得

https://www.kensetsunews.com/web-kan/267582

高耐力コアをバランスよく配置する事により木造住宅では難しかった大開口を実現する事に成功しました。

最大で6mもの大開口と耐震等級3相当を確保できるとの事。

LIXIL住宅研究所・アイフルホームカンパニーはこの技術で特許を取得しています。

高耐力コアを採用すればビルトインガレージだけではなく邪魔な柱や壁の無い広々LDKも実現可能です。

木造住宅の新たな可能性ををじる技術が採用できるのは夢が広がりとてもイイなと思いました。

アイフルホームのスプリームのここがイイ!③)暮らしやすく楽しい提案

3階建ての住宅と言うと敷地が限られているので機能面や部屋数の確保ばかりを重視してしまいがちです。

そうなると建売の家とあまり変わらない間取りになり遊びの無い住空間になってしまったというケースも見られます。

アイフルホームのスプリームは基本的に自由設計なのですが数年前にNewスプリームが発売された当時に楽しく暮らせる工夫を提案していました。

ドリームプラス提案として提示されていたのは約8プランです。

中でも夢があるなと思ったのは屋上のスカイバルコニーに露天風呂を置いた「ハッピースペース提案」です。

現実的に考えると維持管理が大変そうだなとは思いますがお家リゾートが楽しめそうで面白いですよね。

個人的に好きなのは「エコプラス提案」です。

電気自動車専用の200v充電コンセントを付けたり、ペレットストーブを導入した環境に優しい提案です。

こちらはスプリームの写真ではありませんがこんな可愛いらしいペレットストーブを置きたいなというイメージ図です。

新型ペレットストーブMini

http://pellet.toyotomi.jp/mimi/

ペレット燃料の保管場所を確保するのに頭を悩ませそうですが夢があって素敵なプランだと感じました。

実際に採用される提案はリビング階段+ゴミの一時置き場になるサービスバルコニーが付いた「ハッピーママ提案」。

そしてキッチンから目が届く場所に畳コーナーを設けた「モアキッズ提案」でしょうか。

現在この様な細かな提案は残念ながらしていないようですね。

現行のスプリームのコンセプトに「空間(そら)を楽しむ」という言葉が使われています。

なので楽しく暮らす提案をしてもらえるのではなかな?と期待しています。

感じる技術が採用できるのは夢が広がりとてもイイなと思いました。

【まとめ】お手頃な価格でリスク管理もバッチリ!細かい配慮が光る家

地価が高い都市部で暮らすには限られた敷地を最大限に活用した3階建てが有効ですね。

アイフルホームのスプリームは坪単価が50万円台と3階建て商品の中ではとてもお手頃な価格設定です。

その為子育て真っただ中の若い世代や都会での2世帯住宅を考えた方等幅広い層に人気が有ります。

個人的にスプリームで地味だけど良いなと思ったのが「省令準耐火構造」という事です。

隣家との間隔が狭い場合が多い都心の住宅地では一番怖いのが火事です。

火を延焼させない・貰わない構造になって居る事が何より重要だと思います。

省令準耐火構造の家は普通の構造の木造住宅よりも火災保険料がグンとお安くなり後々の負担が軽減されるのも良いですよね。

予めこのような仕様になって居る事は施主にとって嬉しい配慮だと感じました。

そして3階建ては縦に空間を使うのでどうしても階段が多くバリアフリーとは真逆の家になってしまいます。

スプリームは段差が多くても安全に昇降できる工夫を施しています。

こちらは滑り止めクッションが付いた階段。

アイフルホーム SUPREME 滑り止めクッションつき階段

https://www.eyefulhome.jp/house/about/kidsdesign/labo/result/index.html

他にも階段や吹き抜けによじ登りを防止するアクリルパネル手すり壁を設置。

宅内での不慮の事故を防止する<キッズセーフティー>が随所に見られます。

この様なきめ細やかな配慮は家造り初心者ではなかなか思いつかない事で実際新築された方に大好評です。

スプリームはキッズデザインを長年研究してきたアイフルホームならではの良さが詰まった3階建てだなと思いました。