【桧家住宅の評判】住み心地やアフターサービスはおおむね好評

桧家住宅は「雨漏り」が気になる?

桧家住宅 オーナーズハウス

https://www.hinokiya.jp/gallery/owners/h02.php

桧家住宅は元々埼玉県に設立された会社です。

関東を中心に東北・長野・東海で展開している住宅メーカーで現在、フランチャイズで加盟店を増やし続けているようです。

桧家住宅の評判はどうなのか調べてみました。

ポジティブな評判

  • 桧家住宅の構造に惹かれて依頼する事にした
  • テレビのCMでやっているZ空調(ゼックウチョウ)がとても魅力的 等でした
  • 青空リビングが良い

ネガティブな評判

  • 価格はローコスト住宅と言える設定なので良いが標準装備はそれなりにショボい
  • 雨漏りが心配な人はここで建てるのはNG 等です

ネット上では営業さんに対する辛口コメントが目立ちます。

営業さんの対応に関する評判が余り良くないのはFCの支店により営業さんの質がまちまちな事が原因だと思われます。

もう1つ気になったのは雨漏りの指摘をされている方のコメントがチラホラみられることです。

これは実際に家を建てた方のコメントかどうかは分かりません。

なぜこのようなコメントが出るのか原因が知りたいですね。

雨漏りは建物自体に大きなダメージを与えることですから屋根の形状をなるべくシンプルにするなど注意が必要です。

評判を探っていくと施主も住宅に関する知識を持ち家造りを住宅メーカーに任せっきりにしない事が大切だと感じました。

Z空調と青空リビングが好評!

実際に桧家住宅と契約した方の口コミはやはり良い物・悪い物と有りました。

良い口コミ

  • Z空調と青空リビングが気に入った
  • 値段が安いながらも良い家が出来たと思う
  • 母体のヒノキヤグループは東証一部上場企業だから安心感が違う

悪い口コミ

  • 兎に角営業さんが忙しすぎるのか仕事が滞ってしまい大変だった
  • 住み始めて2年、夏涼しく冬も涼しい 等です

これらの口コミを見ると屋上をルーフバルコニーにする「青空リビング」が好評のようです。

桧家住宅 屋上庭園 青空リビング

https://www.hinokiya.jp/idea/enjoy.php

特に敷地がコンパクトな都心の住宅街には良さそうな造りですね。

ルーフバルコニーと言うとRC造りの家等が思い浮かびますが桧家住宅は木造です。

屋上に屋根をかけず防水のみで対応するのは結構リスキーだなと思ってしまいます。

評判を調べている時に雨漏りの心配をされている意見がチラホラ有ったのはそのせいだったんだと納得しました。

心配を払しょくするべく青空リビング部分の防水は金属で10年保証が付いています。

その保証のお蔭で青空リビングの人気が高いんだそうです。

悪い口コミでは冬涼しいと言うのが気になりますね。

専門家の方が仰るには遮熱性の高いアルミシートを家の外側に貼ると外気の影響を受けない為室内の温度が変化しにくい為なんだそうです。

寒がりな方はアルミシートは張らない方が良いのかもしれません。

アフターサービスの手厚さも好評

不意に家に関するトラブルが襲ってきたらどこに相談したら良いか分からなくなりますよね。

我が家も過去10年でトイレが2度ほど詰まり大慌てした経験が有ります。

自分で対応できる事なら何とかなりますが水漏れなんかはプロに解決してもらわないとダメですよね。

桧家住宅の公式HPによるとアフターサービス専用の窓口が有り(9:00~19:00)365日年中無休で受け付けてくれます。

鍵の紛失・水漏れ・トイレの詰まり・窓ガラスの割れ等様々なトラブルに対応してくれるそうです。

これは本当に心強いサービスですね。

無料の定期点検は引き渡し後3か月・1年・2年・5年(防蟻)・10年と実施してくれます。

延長保証は20年まで出来るそうですが他の住宅メーカーと同様10年点検時の有料メンテナンスを受ける事が条件です。

実際に桧家住宅で建てた方のお話では担当の営業さんが熱心な方だと不安も感じることなくアフターフォローもしっかりされていたようです。

個人的には引き渡し後5年で防蟻処理を施してくれるのはとても良いなと感じました。

シロアリは新築だろうと何だろうと家の構造を食い荒らしてしまうのでとても怖い存在です。

我が家もお風呂をリフォームした際にシロアリが現役で棲み付いていることが発覚し防蟻処理を施して貰いました。

壁や柱がゴッソリ食い荒らされていてリフォームで発見できて良かったと心底思いました。

桧家住宅の5年点検時の防蟻処理が有償なのか無償なのかは分かりません。

防蟻処理の間隔は7年から10年で良いと言われていますが予防の為にも施しておいた方が良いのでは?と思いました。

気密性・断熱性には感じ方に個人差がある

近頃の日本は厳冬・酷暑で人間にとって過酷な環境になっています。

せめて家の中だけでも冬暖かく夏涼しい暮らしが出来るというのが理想ですよね。

良い住環境を実現できるのが高気密高断熱の家だと言われています。

桧家住宅は「Wバリア工法」で高気密高断熱を打ち出しています。

※Wバリア工法とはアクアフォーム(吹付の発泡ウレタンフォームの断熱材)とアクアシルバーウォールライトと(アルミの遮熱シート)で家全体をすっぽりと包む工法です。

桧家住宅 Wバリア工法

https://www.hinokiya.jp/eco/

公式HPでは夏涼しく冬暖かい家と言うのを謳っていますが実際はどうなんでしょうか。

桧家住宅で新築された方のブログでは住んで3か月目で家の温度が均一ではない事に気づいたと仰っていました。

1階はまだしも2階や屋根裏の寒さは半端ないとの事。

他の方のブログでも「日当たりが良いのに冬場の無暖房は日中でもムリ」との事。

アルミの遮熱シートが優秀過ぎるんでしょうか。

アルミシートが日光の暖かさを遮ってしまう為日中の室内温度が上がらないので寒く感じてしまうようです。

しかし寒冷地で新築された方のブログには「アクアフォームのお蔭でファンヒーター+エアコンの効きが良くとても快適」と書かれています。

色んな方の意見を総合すると高気密・高断熱に期待しすぎはいけないなと感じました。

Z空調で真冬でも家中暖かい

桧家住宅のZ空調(ゼックウチョウ)はTVCMも流す程イチオシの設備。

ダイキン・協立エアテック・桧家住宅3社のコラボで開発した全館空調・冷暖房システムなんだそうです。

Z空調を採用されて稼働している方の情報によると外が6℃の時でも玄関やリビング等が23℃の室温をキープしているとの事。

ただとても室内の空気が乾燥するので小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では対策が欠かせないとの事。

もう一つ気になるのはZ空調の稼働音だそうです。

ずっと気になる音がしているのは敏感な方には辛いかもしれません。

個人的には全館冷暖房は電気代がかかると言うイメージですが実際の所どうなんでしょうか。

他の方の情報ではZ空調を使った12月の電気代は7500円程度で意外と安いと感じたそうです。

※2階建て延べ床面積40坪のお宅。

真冬でも家中暖かく住み心地が良くなれば電気代が7500円ってお得なのかもしれないなと感じます。

Z空調は設備が床下に入るので場所を取らない事も大きな魅力です。

ただ一番のネックは設備が111万円~という高額な事でしょうね。

この価格は全館冷暖房システムの中ではとてもお手頃価格になっているんだそうです。

しかしここまでのお金を出すなら最新の高性能エアコンで良いのではないかとも思います。

導入するかどうかは様々な角度から検討する必要が有りそうです。

メンテナンス 費用の目安は10年毎に200万円

日本の木造住宅の寿命は一般的に約30年といわれています。

家の寿命って結構短いなと感じる方が多いのではないでしょうか。

定期的にお手入れすれば長く住むことも可能です。

家のメンテナンスと言うとまず屋根・外壁の塗装が代表的でその次に防蟻処理ですね。

桧家住宅では「桧家リフォーミング」というリフォーム事業もしています。

築後10年の無償点検の際に補修箇所が見つかった場合に有償のメンテナンスは桧家リフォーミングが請け負ってくれるようです。

メンテナンス費用の目安が公式HPに載っていました。

  • 屋根塗装(60㎡程度):20万円~30万円
  • 外壁塗装(180㎡程度):100万円~150万円
  • シール目地打ち換え:15万円~20万円
  • 防蟻処理(60㎡程度):15万円~20万円

※2階建て以上の住宅の場合、屋根と外壁のメンテナンスは足場代が20万円程度が追加されます。

屋根と外壁のメンテナンスは足場代節約の為同時に行う事がおすすめです。

この有償メンテナンスを受けると保証がさらに10年延長できます。

10年毎に200万円以上のメンテナンス費用が掛かるという事ですね。

これはあくまで目安なのでしっかり専門業者と相見積もりをとって検討した方が良いと思います。

断熱材「アクアフォーム」は吸音性も優れている

都心の住宅街や二世帯住宅等、生活音が気になり始めると最悪の場合、体調を崩したりトラブルになる事もあります。

楽器演奏など音楽を楽しみたい方はしっかり防音室を造ったりしますね。

一般的にはそこまで専門的でなくても良いけど生活音の漏れに気を配りたいとお考えの方も多いと思います。

防音と言えば壁や窓が真っ先に思い浮かびます。

桧家住宅の壁や天井にはアクアフォームという発泡ウレタン断熱が施されています。

泡状の断熱材が家中に隙間なくみっちり充填されるのでいかにも音を吸収しそうな印象です。

アクアフォームは同じような硬質ウレタン系の断熱材の中では吸音性に優れています。

こちらはアクアフォームの吸音性能の測定結果。

アクアフォーム 吸音性

https://www.n-aqua.jp/products/aquaform_series/

しかしグラスウールの方が吸音性に優れているようです。

生活音が気になる方はアクアフォームではなく高性能グラスウールの方が向いているかもしれません。

窓はシングルガラスより複層ガラスの方が断然音を遮断してくれます。

以前トリプルガラスが装備されている輸入住宅にお邪魔したことが有りました。

お隣が幼稚園という環境でしたが窓が閉め切ってあると全く子供たちの声が聞こえず驚きました。

実際にモデルハウスなどを訪れて桧家住宅の家の防音性能もチェックしてみると良いですね。