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「想像以上のクオリティ」とおおむね好評価
アイダ設計のコンセプトハウスにラインナップされている「エコハウス」。
実際に建てられた方の評判はどうなのか調べてみました。
- 「当初お値段なりかなと期待していなかったが想像以上に良い家が出来た。」
- 「3.5kwの太陽光パネルも最初は設置を考えていなかったが付けてよかった。」
- 「エアコンの効きが良く電気代も掛からないのでとても快適。」
- 「キッチンを広く取れたのでとても便利。」
- 「ほとんど標準仕様だけど全く不満が無い。」
と、おおむねとても評判が良いようです。
皆さん光熱費がお得で快適な暮らしを手にされ大満足な様子が伝わりました。
アイダ設計のエコハウスは28坪で本体価格がなんと980万円(税別)です。
ウレタン吹付断熱・太陽光発電3.5kw・エコキュート・IHがついてこの価格です。
普通仕様のローコスト住宅でもちょっと厳しい価格設定なのでビックリしてしまいます。
驚異的な価格設定と施主のニーズにピッタリ合った無駄の無い提案で満足度が高い商品になっているんだと感じました。
この価格なら若いファミリーだけではなく定年退職された方も負担が少なく新築や建て替えが出来るなと思います。
国のお墨付き!ズバリ「高性能」が特徴
アイダ設計のエコハウスはコンセプトハウスとして公式HPに掲載されている商品です。
コンセプトハウスと言うとピンときませんね。
平たく言うと「こういう暮らしはいかがでしょうか?」というメーカー側の提案が色濃く反映された規格型住宅の事なんだそう。
アイダ設計のエコハウスの特徴は吹付ウレタン断熱が最大の売りだと感じます。
ローコストを得意とする他の住宅メーカーでは吹付ウレタン断熱はオプションやグレードが高い物として扱われる事が多いです。
もう一つの特徴として標準で3.5kwの太陽光パネルが搭載されている事でしょうか。
実例に登場していたお宅のパネルは京セラ製の物が乗っていました。
(※現在はCIC長州産業株式会社の物が搭載されるようです。)
元々アイダ設計のエコハウスは数年前に棟数・期間限定の目玉企画として開発された商品でした。
発売当初は延床面積:30坪・4LDK・太陽光2.2kw・吹付ウレタン断熱・オール電化という仕様で税込価格980万円。
現在は延べ床面積:28坪・太陽光3.5kw・吹付ウレタン断熱・オール電化で税別980万円となっています。
当時から評判が良かったのを受け更に洗練させ定番化したようです。
エコハウスは国土交通省が実施する2017年度ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーで性能の高さを認められ優秀賞を受賞しました。
家の性能を高めなおかつ時代のニーズに合うよう細かく標準仕様を変更させる。
アイダ設計の姿勢が垣間見れる良い商品だと感じます。
間取りの工夫次第で住み心地はもっと高められる
アイダ設計は企画型住宅でも基本的に自由設計です。
その為エコハウス専用の間取りと言うのは見つかりませんでした。
アイダ設計のプラン集に掲載されている間取りから28坪に近い物を探してみました。
2階建て・4LDK・延べ床面積:27.09坪
出典:アイダ設計 公式サイト 2階建て間取プラン集 キッチンから見渡せる、洋室とLDKがひとつながりの奥行あるリビング空間
28坪よりもちょっとだけ小さいですがごく普通のシンプルな間取りです。
延床面積:28.85坪・3LDKの間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 2階建て間取プラン集 たっぷり収納できるWICと家事をスムーズにこなせる間取りプラン
一部屋減らして各室の大きさや収納を広く取ったプランです。
このような間取りならそんなに狭さを感じずに暮らせそうだと思いました。
アイダ設計の公式HPには希望に合わせて床面積を増減する事も可能と書かれています。
その為、価格は高くなってしまうでしょうがもっと大きな家や平屋でも建築出来ると思います。
こちらはアイダ設計の家ではありませんがパッシブデザインを取り入れたデザイン例。
自然の風と光の通り道を上手く利用して設計された間取りです。
2Fの吹き抜けに面している大きな窓には全面開閉式のルーバーが設置されています。
出典:OM 公式サイト パッシブデザインの家 解説ページ 窓周りの日射遮蔽
夏はルーバーを閉じ直射日光を避け冬は開けて暖かさを取り込む工夫がされています。
この間取りでエコハウスを建てたら更に快適な家になるのではないかと妄想が膨らみました。
お値段が安いのに高性能だと評判のエコハウスで希望に沿った家を建てられると良いですね。
総額の相場は40坪で2000万円前後
評判の良いアイダ設計のエコハウスは延べ床面積:28坪・本体価格が税抜きで980万円です。
単純計算すると1坪あたり35万円と破格のお値段です。
でもこの本体価格だけでは住める状態ではありません。
屋外給排水・屋外電気工事等の付帯工事費と印紙代や司法書士への報酬・住宅ローンの手数料等の諸費用をプラスして総額を出してみます。
付帯工事費と諸費用を合わせた額は家の仕様や大きさ等により様々です。
相場では大体400万円程掛かると言われています。
公式HPで表示されている本体価格は税別価格ですので消費税10%(98万円)と仮定しプラスします。
ではこれらの金額をあてはめ単純計算してみます。
980万円+98万円+400万円=1478万円。
28坪の家を建てた場合の総額は1478万円となりました。
因みにこの総額から割り出した坪単価は52.7万円です。
ファミリーに人気の40坪前後の家を建てた場合の総額を計算してみます。
40坪×52.7万円=2108万円となりました。
延べ床面積:40.83坪 4LDK2階建ての間取り
※アイダ設計の事例ではありません。
出典:アート建工 公式サイト ガラス屋根テラスのある和の住まい
この様な間取りならゆとりを感じながら暮らせそうです。
1F和室前の土間が4帖分取られているのでここに薪ストーブを入れても良いですね。
一緒に土間の天井部分に電動のホシ姫サマを入れて室内干しスペースにしても良さそう。
パナソニックホシ姫サマ
出典:Panasonic 公式サイト 室内物干しユニット ホシ姫サマ 解説ページ
アイダ設計のエコハウスなら光熱費がお安く環境に優しい仕様でもお手頃価格で建築可能です。
ちょっと贅沢な憧れの設備を入れても十分お得だなと感じました。
【まとめ】リーズナブルな価格で高性能。標準仕様でも満足度の高い家
アイダ設計のエコハウスはオール電化の家に吹付ウレタン断熱と太陽光発電システムを装備した商品です。
28坪で980万円(税別)というお手頃価格ながら標準設備も評判が良いですね。
標準設備は大体2種類から選択します。
例えば玄関ドアはリクシルのジエスタと三協アルミのファノーバ。
お風呂はハウステックとリクシルから選択可能です。
キッチンはムーブダウンの吊戸棚が嬉しいクリナップか便利なパタパタくんが付いたリクシルの物から選べます。
特に私が良いなと思っているのは洗面台。
詳細は分かりませんがリクシルのmvだと推察しています。
この洗面台はLCという商品をビルダー向けにした物です。
扉は6色のバリエーションが有ります。
蛇口が上から出ているので蛇口の根元に水が溜まり汚れるという事が無く評判の良い商品です。
こちらはLCとmv共通のキレイアップ水栓。
出典:LIXIL 公式サイト 洗面化粧室 LC キレイアップ水栓 解説ページ
まさに痒い所に手が届くラインナップで標準の設備で十分だなと感じました。
個人的にはエコハウスがアイダ設計の様々な商品の中で一番コスパが良い物なのかもしれないなと思っています。
見積もりはブラーボスタンダードとエコハウス両方のプランで出して貰って比較しても良いですね。