アイダ設計の住宅ローン:選ぶ基準は金利だけじゃダメ!安さより大切なコト

住宅ローンの借入額の平均は3000万円。資金計画は綿密に!

アイダ設計 公式サイト アイダの家作り

出典:アイダ設計 公式サイト アイダの家作り

アイダ設計の注文住宅は建築費がお手頃とは言え大きな買い物ですよね。

その代金全てを現金で支払える人はそういないと思います。

そこで利用するのが住宅ローンです。

住宅ローンって一体皆さんいくら位借りているのか興味が湧き調べてみました。

2018年度5月に国土交通省が行った調査のデータによりますと注文住宅を新築した人の購入資金額の全国平均は土地と建物合わせて4332万円。

三大都市圏の平均額は4472万円でした。

住宅ローンの借入額の全国平均は約3000万円です。

という事は大体1300万円~1500万円程は自己資金で賄っている計算になります。

住宅ローンの負担は家計に大きく響きますから無理をしない範囲で借りる事が大切です。

専門家の方によりますと一般的にローンの借入額の安心ラインとして上げられているパーセンテージは年収の25%以内。

実際に大きく負担を感じない範囲にしたい場合は20%までに抑えた方が良いとの事。

住宅ローンだけではなくお子さんの教育資金や家族の保険料等様々な年間の出費も有りますものね。

住宅の補修費も貯めておきたいですしお金の事をあれこれ考え始めると頭が混乱してきます。

アイダ設計でも資金計画についてサラっと公式HPで触れていました。

住宅相談会等で相談出来る機会があるかもしれません。

ですが実際に新築された方の情報では担当の営業さんによってはお金関係の知識が薄い人も居て大変だったと仰っています。

やはりファイナンシャルプランナー(FP)や住宅ローンアドバイザー等お金のスペシャリストに相談する事が一番だと思います。

しっかりと資金計画を立てて大きな買い物に備えたいですね。

ローン審査では何をチェックされるの?

なんの審査や条件も無く数千万円もお金を貸してくれる程世の中は甘く無いですよね。

家造りの情報を検索していると「ローン審査に落ちた」とか「ローン審査の結果待ち」等のキーワードをよく目にします。

ローン審査の基準は各金融機関にもよりますがまずは借り入れたお金をきちんと返済出来る能力があるかを審査されます。

例えば勤続年数・大きな借金が無いか・税金・公共料金の滞納は無いか等です。

会社員よりも自営業の方が審査が厳しい傾向にあるようです。

あとはやっぱり健康状態が良くないと審査に通り辛いと言われています。

糖尿病・高血圧・ガン・精神疾患・肝臓疾患等に罹っている方は注意しましょう。

因みに私の父は実家を新築した当時、肝臓病を発症していたので団信(団体信用生命保険)に入る事が出来ませんでした。

その為、最初に予定していた住宅ローンでは無理だと判断し一時は家造りがとん挫しそうになりました。

団信加入が任意の金融機関で母と共同名義でようやく資金のメドが立ち家造りを再開出来ました。

アイダ設計で家を建てたいと考え始めたらまずは健康と節約に配慮し生活しなければいけないなと感じます。

家造りは大きな夢でもありますが現実的な資金繰りもしっかり念頭において始めたいですね。

フラット35の返済額をシミュレーションしてみよう

フラット35とは全期間固定金利型の住宅ローンです。

借り始めから完済までずっと同じ金利で支払うフラット35。

返済総額が割り出せるので資金計画が立てやすいメリットが有ります。

その良さを引き出す為には一番金利がお安い時にローンを組み始めるのがベストだとはわかっています。

けれど金利って月単位で変動するんですよね。

2019年12月時点のフラット35の金利は1.16%~1.87%です。

因みに、2019年度5月のフラット35の金利は1.29%~1.97%となっていました。

この極僅かな金利の差がどう影響するのか総返済額をシュミレーションしてみました。

(※フラット35・3000万円を35年・ボーナス払い無しで借りたと仮定しています。)

  • 金利1.16%の場合:毎月の返済額8.7万円・総返済額:3652万円。
  • 金利1.29%の場合:毎月の返済額:8.9万円・総返済額:3730万円。

 ⇒ 参考:フラット35 公式サイト ローンシミュレーション

たった0.1%の差でひと月あたり2千円。

パッと見は小さな差ですが35年間で61万円もの差が出来てしまいました。

長期優良住宅等基準に合致する住宅であればさらに一定期間金利を0.25%引き下げられるフラット35Sも利用できます。

(※引き下げ期間は各金利プランによって異なります。)

お得なフラット35やフラット35Sを利用したい方は一度アイダ設計に相談してみてはいかがでしょうか。

銀行系はネットがオトク!デメリットはないの?

金利が安い今、家を建てたいとお考えの方が多いと思います。

問題はどの金融機関でどのような住宅ローンでお金を借りるかです。

まずはお金を貸してくれる先を探す事になります。

これが結構骨が折れる作業で新築された方は皆さん資金調達でご苦労をされているようです。

世の中には数限りなく住宅ローンが有り特徴もそれぞれ違います。

特にネット銀行の住宅ローンは金利のお安さや手数料のお得感があるように思います。

しかしネット銀行はローン審査の条件が厳しいとの指摘もされているので要注意。

住宅メーカーによっては資金調達に関して得意な会社もあります。

専用のローン相談窓口を設け付き合いのある金融機関を紹介してくれるケースも有ります。

アイダ設計が取引している金融機関は平成30年3月時点で大手銀行から地方の信用金庫まで45程です。

お金関係が苦手な私としましてはこの中から銀行を紹介してくれると手間が省けラクチンで良いなと感じます。

しかしアイダ設計で新築する場合はローン関係などすべて営業さんにお任せではダメと言う意見もチラホラ有ります。

その為施主はお金に関する知識が有る程度ないといけないなと思いました。

まずは無料で参加出来るお金の勉強会や住まいのローン相談会に出向き知識を蓄える事から始めた方が良いかもしれませんね。

【まとめ】人生は「まさか」の連続。住宅ローン選びは万が一の保障も考慮の上で。

住宅ローンはパッと見ただけでは判断しにくい材料が目白押しですね。

訳が分からないまま金利が安いとかローン審査が通ったという理由で契約してしまう事が多いかもしれません。

専門家によりますと住宅ローンはただ単に金利が安ければ良いとは限らないようです。

安い金利を謳っていても実のところ手数料が高く設定されていたり金利が安い一定期間を過ぎるとグンと金額が跳ね上がる事も。

もう一つ配慮したいのはやはり団信の保険料についてです。

人気のフラット35は借主の万が一に備える事が出来る新機構団信という物に改正されました。

借主の死亡時だけでなく高度障害(1級・2級)をカバーする保証になりました。

この場合金利に0.2%が加算されます。

併せて3大疾病もカバーする場合は+0.24%。

合計で0.44%が加算されトータルで見ると結構な負担増です。

その為団信に加入しない事を選択する方もいらっしゃいます。

個人的には健康体で加入が出来る場合は絶対入っておきたいなと思います。

人生は何が起こるか分からないです。

住宅ローン完済までずっと健康で働けるとは限りませんから。

負担を減らしたい場合は大手銀行系の住宅ローンによっては基本の団信の保険料がゼロを売りにしている商品が有ります。

死亡保障に加え3大疾病に対応しているタイプは+0.25%。

死亡・3大疾病+所定の病気やケガ等で働けなくなった場合に対応するタイプは0.3%の加算で良い等お得感が有るサービスも。

アイダ設計で新築する際はそれぞれの特徴をよく吟味してお得な住宅ローンを利用できると良いなと思います。