目次
総額は1052万円~。2階建てより割高
http://www.nummoji.kenjisugimoto.com/
アキュラホームの平屋の家の坪単価は40万円~55万円です。
公式HPに掲載されていた参考プランで本体価格を計算してみます。
延べ床面積:16.31坪。
http://www.aqura.co.jp/product/hiraya/plan.html
- 40万円×16.31坪=652.4万円
- 55万円×16.31坪=897.05万円
したがって本体価格は652万円~897万円。
ここに付帯工事費と諸費用400万円を足して総額を計算します。
総額は1052万円~1297万円です。
16坪ちょっとの1LDKは高齢者の1人暮らしや離れ等に使うのでしょうか。
この間取りは定年後に夫婦二人で使うには手狭感がありますね。
総額から割り出した坪単価ですと64.5万円~79.5万円。
正直言って高いですね。
一般的に言われている事ですが平屋は2階建てと比べると建築費が高額になってしまいます。
あまりに小さな平屋は建築費のお手頃感が薄く、手放す時にも需要が少なく手こずりそう。
個人的には小さな家に憧れが有るのでコンパクトな間取りは大好きですけどね。
実際の使い勝手を考えるともう少し大きくても良いと感じます。
折角建てるなら2人暮らしやファミリーに人気の3LDKの平屋を建てたいです。
こちらはアキュラホームではありませんが3LDK+ランドリールームが付いた平屋。
延床面積:27坪。
https://www.justhome.info/e421.html
上記の平屋でも単純計算してみます。
本体価格が960万円~1485万円。
総額は1360万円~1885万円となりました。
総額から割り出した坪単価は50.3万円~69.8万円。
やはり平屋は2階建てよりも随分割高に感じますね。
この価格ですとお手頃感を売りにしているアキュラホームの良さが消えてしまう恐れが。
とはいえ段差のない暮らしは後々楽ですので高くても建てる価値は大いにあると思います。
ニーズを汲んだ設計が好評!
http://www.aqura.co.jp/lp/hiraya/
アキュラホームの実例を見るとバラエティー豊かな平屋が沢山掲載されていて昨今の平屋人気を物語っています。
アキュラホームの平屋の家は注文住宅・自由設計ならではの自由さで施主の希望を汲み取った住宅が多く建てられています。
一般住宅から福祉施設まで様々なタイプの平屋の実績がある事が大きな特徴だと感じます。
一般的にRC等で建築する事が多いクリニック・福祉施設が木造で建てられているのが良いですね。
敢えて木造にする事で建物全体にアットホームな雰囲気を出す事が出来ており好感を持ちました。
実例に掲載されていたクリニック
http://www.aqura.co.jp/lp/hiraya/
病院独特の威圧感を感じさせない患者さんが入りやすい建物です。
マイホーム感覚の福祉施設
http://www.aqura.co.jp/lp/hiraya/
室内は介護しやすい広さと間取りを確保しつつ家庭的な雰囲気を壊さない工夫がしてあります。(車いすのまま入れる広さのトイレなど)
http://www.aqura.co.jp/lp/hiraya/
この様に特殊な用途の建物でもしっかりと要望を汲んで作られています。
アキュラホームの平屋の家を建てる際、介護が必要な家族が居ても相談しやすいなと思いました。
平屋はバリアフリー住宅の代表的な住宅です。
太陽光発電にも向いている
実際にアキュラホームの平屋の家を新築された方の評判を調べてみました。
- 「意外と高気密高断熱でビックリ。」
- 「屋根面積一杯に太陽光パネルを取り付けたので売電収入がありお得。」
- 「自分たちの希望を盛り込めて大満足。」
とかなり良い評判が並びます。
平屋の良い所は屋根面積が広く取れるので太陽光発電に向いているとも言えますね。
実例を見ると10kw以上を乗せているお宅が多いなと言う印象を持ちました。
浜松支店の実例に掲載されている平屋のお宅
https://www.aqura-hamamatsu.jp/gallery/details_39.html
ウッドデッキに屋根が掛かっているのが良いですね。
ワンフロアで生活出来、お掃除ロボットも大活躍なんだとか。
オーナー拘りの猫ちゃん仕様の室内は人間も寛げるインテリアで素敵です。
高い天井を生かしてキャットステップを作る工夫をされています。
https://www.aqura-hamamatsu.jp/gallery/details_39.html
洗面所に設けられた高窓は猫ちゃん達のお気に入りスペースなんですって。
https://www.aqura-hamamatsu.jp/gallery/details_39.html
使い勝手が良く猫ちゃんとの共存も自然に出来ている様子がうかがえるお宅です。
悪い評判に関しては平屋の商品だけではなく担当の営業さんや職人さんに対する物が多い印象を持ちました。
これは他の住宅メーカーでもよく言われる事ですよね。
その為支店により大きなバラつきがあると考えておいた方が良いと感じます。
実際にモデルハウスへ赴き営業さんと話してみて合う合わないをじっくり判断されることをおすすめします。
平屋の家 ここがイイ! 1つ目)災害に備えられる
近年家事動線に優れワンフロアで生活しやすい理想の住宅として平屋が注目されていますね。
平屋は構造的にも災害時に強い住宅です。
震度7クラスの大地震が度々襲ってくる日本ではどっしりとした構えの平屋がマッチしていると思います。
災害時に困る事と言えば停電です。
東日本大震災の時に我が家も計画停電が度々あり四苦八苦していたのを思い出します。
アキュラホームの平屋の家の実例を見ると必ずと言って良い程太陽光パネルが屋根に乗せられている事が印象に残りました。
一般的な住宅では太陽光パネルを乗せても4kwや7kwで多くてもせいぜい10kw位。
アキュラホームの平屋の家の太陽光パネルは10kwは勿論、30kw以上を乗せているお宅も有りかなり驚きました。
見積もりを取られた方の情報でもアキュラホームの太陽光パネルの価格はとても安いと仰っているので沢山乗せる事が出来るのでしょうね。
今現在電力の買取価格が下落しているので30kwの太陽光発電を乗せてどれ位の売電収入が有るのかは不明です。
売電収入と言うよりも電力を自給自足できる家を目指し蓄電池と併せれば災害時にも安心だなと感じました。
個人的には蓄電池を入れるならパネルは10kw位にしておいても良いかもと思います。
ソーラーパネルの設置費用がお安く済めば蓄電池ではなく電気自動車を導入しても良いですよね。
電気自動車は日産のリーフの新車で300万円台~400万円台とまだまだ価格が高いので何とも言えません。
ですが電気自動車は災害時に発電機にもなりますしガソリンが要らないのでいざという時の移動に役立ちそうです。
あれこれ考えると高額な設備ばかりで頭が痛くなります。
予算のバランスを考えつつアキュラホームで防災意識の高い平屋を作れると良いですね。
平屋の家 ここがイイ! 2つ目)多彩なデザインの平屋が出来る
アキュラホームの実例に掲載されている平屋の家を見ているとその外観デザインの多様さに驚きます。
寄棟造りが和なお宅
http://www.aqura.co.jp/usersvoice/prejudice/prejudice_18/detail/file079/
整然と葺かれたいぶし銀の瓦屋根が威風堂々としています。
アメリカ西海岸のサーファーズハウスをイメージしたお宅
https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_aqura/085084_0000_13/jitsurei/jc_0066/
ブルーのラップサイディングとカバードポーチがアメリカンで若々しく明るい雰囲気を出していますね。
屋根に乗っている2つの印象的なドーマーウィンドーはアキュラホームからの提案で採用されたそう。
このように一言で平屋の家と言っても様々な形やデザインで全く違った印象の家に仕上がっています。
そもそも平屋の魅力は2階建てよりも屋根と壁のバランスがとりやすい事だと感じています。
片流れや切妻・寄棟等は屋根に視線が行きやすく存在感が出せる形です。
その為建物自体の形がシンプルでもおしゃれな外観にしやすいと思います。
敢えて太陽光パネルを乗せずに屋根の素材で和風や洋風にアレンジする事も簡単に出来ますね。
アキュラホームの平屋の家なら希望を取り入れた外観デザインの家が実現出来るのでは?と期待感が高まりました。
平屋の家 ここがイイ! 3つ目)家事動線が良い
平屋の家は部屋数や広さを確保するとどうしても横へ広がり移動距離が長くなってしまいがち。
日々の家事をするのに家中を駆け回るような間取りだと時間もかかりますし疲れてしまいますよね。
奥様の「家事ラクな家」と言うオーダーを叶えたお宅
https://www.aqura-hamamatsu.jp/gallery/details_37.html
洗面脱衣を延長しランドリースペースが設けられています。
https://www.aqura-hamamatsu.jp/gallery/details_37.html
玄関とダイニングから直接出入り出来る場所に配置し使い勝手を良くしています。
お風呂・洗面所等の水回りをキッチンの後ろに持ってきて更に家事動線を短くする工夫が施されています。
水回りを集中させることは給排水や給湯設備の配置も楽なので一石二鳥ですね。
近頃は共働きのご家庭も多く家事・育児に加えてお仕事までと日本のママ達の負担は年々大きくなっています。
その流れを受けランドリールームやパントリーを備えるのは新築の家のスタンダードになりつつありますね。
家事ラクを念頭に置いた平屋の家は若い世代だけではなくシニアにも住み心地が良い家になると感じます。
特に高齢になり介護が必要になった場合はヘルパーさんや家族にお世話をしてもらう事が多くなってきます。
梅雨時や冬等は毎日沢山出る洗濯物が乾かない事も多々あります。
ランドリーコーナーが有れば24時間いつでも干せますしお世話をする側も気分的に楽です。
少しでも家事の負担を軽減し身体や心にストレスを掛けない暮らしは健康寿命を延ばすきっかけにもなりそうだと思いました。
間取りは「プライべート」の確保と使い勝手を重視して。
平屋の家はワンフロアで生活出来る事が一番のメリットです。
廊下が無い間取りは家族がお互いに近い距離で暮らせる安心感が有ります。
これはすなわちプライベートが無いという問題も孕んでいるんですよね。
来客が多いご家庭の場合、リビングから各寝室が丸見えと言うのはちょっと避けたいなと感じます。
こちらはそのような問題を解消した平屋のお宅の間取りです。
3LDK・延べ床面積:34.5坪
(※こちらのお宅はアキュラホームのココイエと言うプランで建てられています。)
https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_aqura/085084_0000_13/jitsurei/jc_0059/
中庭を囲むようにコの字型の住宅です。
https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_aqura/085084_0000_13/jitsurei/jc_0059/
この間取りですとLDKから個室が離れているので来客が多い家でも安心感が有りますね。
個室全てが角部屋なので採光も通風もしっかり確保出来ています。
中庭をのぞむ明るい廊下部分。
https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_aqura/085084_0000_13/jitsurei/jc_0059/
こちらはアキュラホームではありませんが家事動線に優れた平屋の間取りです。
延べ床面積:31.75坪
https://www.instagram.com/p/BrFYeHInzLQ/?hl=ja
キッチンから室内干しスペースへ直行出来る所が良いなと思います。
しっかりプライベートも確保しつつ4.5帖の和室はリビングに隣接していてフレキシブルに使えそうなところも良いですね。
主寝室にクローゼットが無いので和室のクローゼット1畳分を廊下側から使えるようにして主寝室用の収納にした方が良いかも。
コンパクトな家なのにトイレが2個あるのもポイントが高いです。
アキュラホームの平屋を建てる際、この様にプライベートと使い勝手を考慮して間取りを考えれば更に住みやすくなるのではないかと思いました。
【まとめ】ミニマムに、けれど個性も出したい!時代のニーズにマッチした商品
アキュラホームの商品は分かりやすいネーミングでおなじみですね。
「平屋の家」はその名の通り平屋に特化したプランです。
坪単価にすると決してローコストとは言いがたい価格設定です。
けれども実際にこのプランで新築された方の評判はすこぶる良いんですよね。
注文住宅ならではの自由度の高さが人気の理由だと感じます。
先日も日本の富裕層の好みがタワーマンション等の億ションから億邸へと移行しているという話題をTVで見ました。
眺めや土地のステータスよりも自分が好きな土地でドアノブ1つから好みの物に囲まれて生活したいという人が増えつつあるんだとか。
他人からの評価より自分自身が好きな物にだけお金を掛けたいという事でしょうね。
この流れは何も富裕層だけにとどまらずごく普通の人々にも広がっています。
日本人独特の「みんなと一緒が安心」という画一的な価値観が壊れ、より個性を尊重した時代に入って来ているんだと感じます。
少子高齢化でますますコンパクトでミニマムな住宅や生活が好まれて行く傾向にあります。
しかしその中には一人一人の拘りを反映したユニークさや、ゆとりが大切になって来るんだと思います。
その点では自由度が高いアキュラホームの平屋の家は時代にマッチした商品なんだなと感じました。