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中古物件の件数が少ない
アキュラホームについて調べると新築された方や見積もりを取った方からの評判が多く見られます。
その中にはとても辛口な意見や反対に大満足しているという声も有り賛否両論だなという印象を持ちます。
厳しい意見に関しては大多数が担当した営業さんや支店の対応についてでした。
物件サイト等に出回っているアキュラホームの中古物件がかなり少ない事から情報が殆ど有りません。
そのような理由で中古住宅に絞って評判を探したのですが残念ながら見つけることが出来ませんでした。
そもそも中古住宅の評判ってなかなか見つからないのです。
出てくるのは不動産屋さんか物件サイト自体の評判くらいで個人の購入した家の評判は皆無。
中古住宅についての評判は当てにしない方が良いと思っておいた方が良いのかもしれませんね。
参考になるような評判が無いのでご自分で家の造りをしっかりと内見時に確かめる事が大切だと思います。
アキュラホームは以前はローコスト住宅でしたが近年は適正価格を打ち出している住宅メーカーです。
なぜかアキュラホームの場合は中古物件でも新築建売住宅とさほど変わらない価格なんですよね。
それならば中古に拘らずに新築建売物件の方が沢山売りに出ているので視野に入れても良いかもしれません。
新築との価格差がほとんどない!
アキュラホームの中古住宅が無いか大手物件サイトで探してみました。
特に施工したメーカーを指定して検索すると少なくなってしまいますね。
物件サイトに掲載されているアキュラホームの住宅は大半が新築物件でした。
アキュラホームの中古住宅は余り売り出されていないのでレア物件と言えばレア物件です。
中古住宅は合わせて12件見つかりました。
この12件のうち、7件は埼玉県の物件。
残りは、東京1件、千葉1件、茨城1件、愛知1件、広島が1件です。
一番高いのは、東京都杉並区の5680万円の物件
建物面積72.73m2(約22坪)、2LDK、築11年
一番安いのは、埼玉県伊那中央駅近くの1980万円の物件
建物面積125.5m2(約37.9坪)、3LDK、築15年
アキュラホームの中古物件に多い価格帯は2000万円台後半から3000万円中間までです。
因みに新築の価格は一番安い家で2680万円で高い物件で4500万円の家までありました。
新築で多い価格帯は3000万円前後です。
これらの価格を見ると新築でも中古でも大きな差が無いのが不思議で大変興味深かったです。
家は中古の方が新築よりもお手頃価格というのが一般的ですよね。
なのに価格に差が無いのはアキュラホームの物件は立地が良い家が多いからかな?と感じました。
同じアキュラホームで建てた家が立ち並ぶ小さな住宅街のような雰囲気の場所です。
中古住宅の掲載数が少ないのは立地の良さと価格から売りに出されても早々に買い手が決まるかもしれませんね。
リフォームも安心してお任せできる
最近リノベーションやリフォームでかっこよく生まれ変わった住宅を特集した本も出ています。
リフォームを前提として中古物件を購入される方が年々多くなっていますね。
アキュラホームではリフォーム事業もしています。
新築したオーナー向けに永代家守りや35年長期保証の流れでメンテナンスリフォームを請け負っているような印象です。
http://www.aqura.co.jp/support/reform.html
アキュラホームの中古住宅なら造りが分かっているのでスムーズにリフォームしてもらえるのかもしれません。
しかし他で購入した中古住宅をリフォームしたという方が見当たらないので何とも言えないのが残念です。
私は10年ほど前に築30年越え・リフォーム済みの木造中古物件を購入しました。
リフォーム済みと言ってもお風呂がオリジナルのままで在来工法のお風呂は足の不自由な父には使いにくくリフォームは必須でした。
新居は遠隔地だったので工務店さんとは顔合わせを1度した後、打ち合わせ等は主にメールでやり取りしました。
途中エコキュートの補助金がもらえないという小さなトラブルは有りましたが出来栄えは上々で大満足です。
その頃DIYに凝っていたので家中の壁を引っ越してから自分で西洋漆喰塗りにしました。
DIYに理解のある工務店さんだったので前もって壁に下地を貼って貰う等色々と協力して頂きました。
元々オンボロの家なので少々失敗しても素人の味となって個人的にはそれなりに素敵だと感じています。
気楽であれこれ好き勝手に作れるのが中古住宅の大きな魅力ですね。
この様に新築では味わえない楽しさを満喫できる中古+リフォーム(DIY含む)は体力の有る若い方にお勧めの住宅購入スタイルだと思います。
中古を買うならココは要チェック
近年大地震が日本を何度も襲い住宅の耐震性に関心を持っている方も多いと思います。
中古住宅を購入する際も購入する家に耐震性能が有るのか気になりますね。
まず耐震性についてチェックしたいポイントは昭和56年6月1日(1981年)以降に建築された物件で有る事かどうか。
この日付け以降に建築された家は新耐震基準が適用されているので古い耐震基準で建てられた物件よりも耐震性が有ると言えます。
2000年以降に建築された物件は耐震性が向上していると言われていますので築年数を目安にしても良いでしょう。
アキュラホームの家は耐震等級3を取得しているのでその点は安心できそうです。
またリフォーム前提で中古物件を探している方は家の構造にも注意してください。
問い合わせや内見の際、不動産屋さんに物件の構造や工法を確認する事をおすすめします。
一般的にリフォームがしやすいのは木造住宅です。
一方、2×4・軽量鉄骨造・RC造等はリフォームし辛いと言われています。
特に大手ハウスメーカー施工の住宅はリフォームする事を躊躇する工務店さんも有りますので注意が必要です。
そして素人が欠陥住宅や雨漏り等を見抜くのは至難の業です。
別途お金はかかりますが住宅診断士に依頼し内見に同行してもらうと失敗が少なくなります。
不動産屋さんにせかされて契約する事は百害有って一利なしと思った方が良いかもしれません。
可能ならばじっくり時間をかけて優良物件を探すのがおすすめです。
【まとめ】中古を買うメリットがあまりない。むしろ新築を検討したい!
もし近所にアキュラホームの中古物件が出たとしたら私なら購入するだろうかと考えてみました。
答えは「否」です。
なぜならアキュラホームの中古住宅は新築のアキュラホーム施工の建売住宅と価格差が殆ど無いからです。
日本の木造家屋の寿命は約30年と言われていますから一般的に家は新しい方が良いという意見が多いと感じています。
予算・立地・部屋数等が自分の条件に合えばやはり新築建売の方が良いのでは?とも思います。
アキュラホームの家自体は可もなく不可もなくの評価の家。
今時の間取りポイントを押さえた小ぎれいな家と言うのが私が持つアキュラホームの家のイメージです。
細かな事に拘らなければ手頃な値段で良い家が購入できますね。
そうは言っていますが中古住宅と言うと話は別です。
個人的にレトロな昭和の家に大きな魅力を感じています。
中古物件リフォームは新築同様の費用が掛かってしまうことも有りますが味わい深さは満点です。
私が暮らしているのは田舎の別荘地が広がる地域で空き家率が年々高くなっています。
築30年・40年の家がいつも売り出されていて土地代だけで購入できるような物件が沢山有ります。
建築当時はさぞかしお金をつぎ込んだだろうなと思うような贅沢な造りの昭和の豪邸も。
中には日本を代表する有名な建築家が建てた別荘が売りに出ている事も有るのです。
もしまた家を買うならそのような中古住宅を購入しリノベーションして住みたいです。