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坪単価の相場は40万円台。コストカットの秘密は?
https://www.instagram.com/p/Bukg2PZnN39/
アキュラホームの家は公表されている平均的な坪単価で約40万円~50万円です。
この坪単価はあくまで最低本体価格と見た方が良いですね。
色々とオプションを付けると当然価格が跳ね上がっていきますので注意が必要です。
アキュラホームは若い世代からリタイア後のアクティブシニア層まで幅広い客層をターゲットとしている住宅メーカーです。
出発点は坪30万円以下のローコストを打ち出していた様ですが近年では「適正価格」を前面に打ち出した方針にシフトしたようです。
アキュラホームの大きな特徴としてはフランチャイズチェーンではありません。
「アキュラシステム」という住宅合理化システムを導入している全国に有る工務店のネットワーク「ジャーブネット」を活用する形態を取っています。
「ジャーブネット」は下請け工務店が資材の個別発注する事を止め、一括で直接購入する事でコストカット・工期短縮が実現できるという仕組みらしいです。
工期が短いというのは人件費も抑えられますし施主にとっても仮住まいの期間が短縮できるというメリットが有るので助かりますね。
事例いっぱい!価格別にチェックしてみよう
アキュラホームは「品質も価格もあきらめない」というコンセプトを前面に打ち出しています。
大体どのくらいの価格でアキュラホームの家が建てられるか気になります。
アキュラホーム公式HPでは実例が沢山掲載されています。
1000万円台の家は約28軒で大きさが30坪~40坪台のお宅が多く見られました。
http://www.aqura.co.jp/usersvoice/price/price_1/
シンプルでモダンな平屋や2階建てのお宅・カフェ併設の住宅まであります。
2000万円台の家は約38軒で30坪~50坪のお宅が多く特に40坪台がメインの価格帯みたいです。
http://www.aqura.co.jp/usersvoice/price/price_2/
この価格帯だと太陽光発電を屋根に乗せたり二世帯住宅・3階建てが有ったりとバリエーション豊かです。
3000万円~の家は約11軒で大きさは50坪~60坪のゆったりとした平屋のお宅が多く見られます。
http://www.aqura.co.jp/usersvoice/price/price_3/
中にはアットホームな雰囲気の障害者福祉施設も有り個人のお宅だけではなく様々な施設も建てられているようです。
これらを見ますとアキュラホームには1000万円台から3000万円以上と幅広い価格帯の家が存在しています。
施主にとっては選択肢が多い住宅メーカーと言えますね。
総額は4000万円超えも!
家づくりは坪単価に気を取られがちですが一体総額いくらになるのかも気になりますね。
ブログでアキュラホームでご自宅を建築された方が詳しい総額を明かしていらっしゃいます。
電動シャッター等予算上諦めたことも多々有ったと書かれていました。
公開されていた写真を拝見すると全くそのようには感じませんでした。
今時な工夫が随所にちりばめられているとてもおしゃれで素敵なお宅に仕上がっています。
関東圏で土地が90坪・2階建て45坪の家を建築した総額は4200万円(土地代・税金等諸経費込み)だったそうです。
単純に計算すると
土地代1220万円+本体価格約1950万円=3170万円。
総額の4200万円から土地代+家の合計3170万円を引きますと 1030万円は外溝や税金等の諸経費にかかった事になります。
余り目立たない費用に1000万円以上という結構な大金が掛かりますね。
しっかり予算を組んでその中で自分が拘るポイントを取捨選択して理想の家造りをする事が大切なんだと感じました。
理想と現実のバランス。それが一番難しい
家づくりにおいて一番のポイントは理想と現実(予算)のバランスを取る事だと言われています。
初期の見積もりを見て予算内で収まると思って油断してオプションを付けるとあっという間にオーバーしてしまう現実。
予算との折り合いを上手に付ける事は悩ましいですがやはり拘りも捨てきれないのが人間ですよね。
アキュラホームの見積もりはオプションを付けるとビックリする程金額がアップしてしまったという発言をネット上でよく見かけます。
見積もり時の注意点をあげてみますと最初の見積もりは余り当てにならないという事でしょうか。
標準仕様が抑えた価格帯の物が多い為一見安い見積もりになる仕組みなので注意が必要です。
他の住宅メーカーと相見積もりを取って相場を把握するのも手ですね。
もう一つの注意点は間取り変更をすると一気に値段が変わってしまう可能性が出てきます。
もしも基本プランが気に入って大きな変更をしなくても建築する予定地の形状によって見積もりが変わる場合が有ります。
例えばメーカーが想定するプランが南道路を基本としている場合。
建築予定地が違う方角に道路が付いていると土地に合うように玄関や水回りの位置を間取り変更する事も考えられます。
土地の道の付き方やこれだけは譲れないというポイントしっかり把握する事が肝心だと思います。
焦って契約しちゃダメ!オトクなキャンペーンにご注意
住宅メーカーはよくキャンペーンをしていますね。
アキュラホームも一年中何かしらのキャンペーンをしているという声も聞こえます。
2019年7月現在は、アキュラホーム創立40周年記念で太陽光発電を6億円分プレゼントするという企画が有るようです。
http://www.aqura.co.jp/taiyoukou/
1等は10.54kwの太陽光発電システムが乗せられるというものです。
(※このキャンペーンは申込みの期限を過ぎています)
大体「今月中に契約してくれたお客様だけ」とせかされて契約する事が多いそうなので要注意です。
そして10kw以上の太陽光発電は産業・事業用とみなされて固定資産税の課税対象となってしまうのでここも注意です。
かく言う私も某大手住宅メーカーの当たれば1000万円で家が建てられるキャンペーンに応募したことが有ります。
軽い気持ちで応募したら正月休み中に自宅にまで長野県から営業さんが押しかけてきてびっくりしてしまいました。
とてもお話上手な営業さんだったのでお断りするのが申し訳なかったです。
くれぐれもメーカーのキャンペーンに乗せられて契約を急がないようにしましょう。
値引き・・・ではなく、プレゼントキャンペーン
アキュラホームの値引きに関して様々な情報が飛び交っていて正直な所イマイチよく分かりません。
アキュラホームは太陽光発電を抽選でプレゼントするというキャンペーンをよくやっています。
施主は無料で太陽光発電が付けてもらえると思い込んで契約を急ぐという例がよくあるようです。
見積もりにばっちり240万円の設備費が盛り込まれておりそこから「太陽光搭載キャンペーン割引で100万円引く」という事らしいです。
結局140万円は自腹で払うんですよね。
一般的に太陽光発電を搭載するには大体100万円~250万円程かかると言われています。
元々太陽光発電に興味が有ってソーラーパネルをつけるつもりだったならまぁ妥当かな?という値段なんでしょう。
太陽光発電システムがが全て無料だと思っていたのに払う事になるのはなんだかちょっと不信感が沸き上がります。
値引きに色んなからくりが有るようなので「タダほど高いものは無い」と今一度肝に銘じたいと思いました。
【まとめ】標準仕様を貫けば安くなる。家造りの本質を突き付けるメーカー
ローコスト住宅メーカーとして有名なアキュラホームですが、調べてみると様々な価格帯の家造りに対応していることがわかりました。
価格に関する特徴をまとめます。
- アキュラホームの坪単価の相場は40万円台
- 様々な価格帯の家づくりに対応できるメーカー
- オプションや間取り変更による見積もり額UPに注意!
- 「値引き」というより太陽光発電システムのプレゼントキャンペーンが多い
とことん標準仕様でまとめれば安くなるが、あれこれ希望を盛り込んでいくと高くなる。
この点はタマホームとも共通していますね。
家造りに何を・どこまで求めるか?・・・アキュラホームで見積もりを取ることで、家造りの本質的なところを改めて見つめ直すことができるかもしれません。