アイダ設計の666万円の家:手ごろな価格でちょうどよい暮らしを実現!

施主の希望を叶える家づくりが評判

SUUMO掲載事例 アイダ設計 666万円の家

https://suumo.jp/chumon/tn_aichi/K27/

アイダ設計衝撃のゾロ目シリーズ、555万円に続き666万円の家です。

アイダ設計は広さに応じたインパクトのあるゾロ目価格を設定したようです。

現在この商品は販売されていないのでどうしても評判や詳細な情報が乏しいのが残念です。

666万円シリーズで家を建てた方の当時のインタビュー動画が残っていたので拝見しました。

 ⇒ アイダ設計 「今までの家よりも快適で希望通りの家ができました【お宅訪問】」

母娘2人暮らしの平屋の可愛らしいお宅です。

旧居が築35年の2階建てだった為、リフォームするかそれとも建て替えかかなり悩まれたそう。

何社か見積もりを取り中でも要望を聞き入れ、予算内に収めててくれたアイダ設計に依頼する事を決められたと仰っています。

明るい室内が女性の2人暮らしにピッタリだなと感じます。

素人目に見ても施主の希望をしっかりと汲んだ良い感じのお宅です。

実際に666万円では家が建たないとはいえリフォームするより新築の費用がお安いって言うのは大きな魅力ですね。

担当してくれた営業さんとも相性が抜群だったそうで全て希望を叶えてくれたと喜んでいらっしゃいます。

アイダ設計が撮影した動画なので良い評判なのは当たり前と言えば当たり前なんですが。

このお宅はアイダ設計の良さが凝縮した事例だと感じました。

間取りはごくベーシック。もう少し”ひねり”が欲しいかも?

アイダ設計が666万円で家が建つと謳っていましたが実際どんな間取りの家が建つんだろうかと興味津々です。

現在ゾロ目価格の商品は販売されていないので詳細は分かりません。

ある情報では延床面積が20坪程で2LDKの家という事なのでそれ位の規模の間取りを探し妄想してみました。

こちらはアイダ設計のプラン集に掲載されていた延べ床面積20.07坪2階建ての家の間取りです。

アイダ設計 2階建てプランのサンプル

https://aidagroup.meclib.jp/aida_plan_2/book/#target/page_no=3

辛口になってしまいますが今時珍しい味もそっけもない間取りです。

壁付けキッチンではなく小さくても良いから対面キッチンにした方がイマドキな間取りになると思います。

666万円の家は注文住宅と言う宣伝文句なのでもう少しひねりが加わるのかな?と期待します。

こちらはアイダ設計の家ではありませんが平屋の2LDKの間取り。

Nice 間取り集 平屋建て PLAN20EW-1-3 2LDK+ウォークインクロゼット

http://www.nice-home.jp/product/plan/list.php?div=001

極めてシンプルな平屋ですがこれなら単身者~二人暮らしまで住める大きさです。

お子さんが2人いらっしゃるなら成長に合わせ洋室を2つに分ける事も可能です。

こちらは平屋(延べ床面積20.07坪2LDK)に小屋裏収納が付いている間取りです。

Nice メザニン1.0/1.5 収納たっぷり平屋建て PLAN-20EW-K3H-3 2LDK

http://www.nice-home.jp/product/plan/list.php?div=001

小屋裏収納の大きさが16.7畳も有るので荷物が多少増えても大丈夫そうですね。

空間を仕切って趣味の部屋やゲストルームにもなりそう。

当然666万円ではこの様な家は建たないですが20坪前後の大きさは家族でも住めそうだと夢が膨らみますね。

総額1,000万円ちょっと。ハードルの低さが魅力

アイダ設計の666万円の家の大きな特徴は語呂の良い価格設定です。

今現在商品自体が販売されていないので正直言いますと価格以外の特徴が分からないのです。

ですので価格についての特徴をもう少し掘り下げてみます。

555万円の家の坪単価が36.3万円でしたからそれを基に単純計算し建てられる家の大きさを割り出してみました。

666万円÷36.3万円=18.3坪の大きさの家が建てられます。

こちらはアイダ設計のプラン集に掲載されている18.3坪の家の間取り図です。

https://aidagroup.meclib.jp/aida_plan_2/book/#target/page_no=1

しかし前述したように延べ床面積が20坪の家が建てられるという情報が有りました。

この数値をあてはめ坪単価を計算してみました。

666万円÷20坪=33.3万円。

666万円の家の方が555万円よりも坪あたり3万円程お得に家が建てられる計算になりました。

555万円の家は延べ床面積が15.25坪の1LDKでしたから5坪弱(10帖)広くなりファミリーも住める広さが確保できます。

個人的には111万円の差で建てられるなら断然666万円の方を選ぶと思います。

当時新築を検討された方もこういう心理になった方が多かったんじゃないかと推測しています。

666万円に付帯工事や外構などを加算すると1066万円。

この価格で戸建が新築出来るなら良いかなと思わせるハードルの低さが特徴の商品ですね。

【まとめ】555万円の家よりちょい現実的。全額現金払いも可能だった!

このアイダ設計の666万円の家は実際には1000万円ちょっとで建築出来る家です。

注文住宅で666万円ぽっきり価格は実際ありえない値段なんですね。

666万円ぽっきりで住居を手に入れたい場合は僻地の中古物件やトレーラーハウス・DIYのログハウスキット等が現実的でしょうか。

555万円の家がアイダ設計のアイキャッチ的な商品だとすると666万円の家はそれを少しだけ現実的に住める大きさに広げた商品です。

延べ床面積20坪・2LDKという若いファミリーから2人暮らしのシニアまで幅広い層に受け入れられる間取りだったようです。

このような家が込々価格で1000万円ちょっとなら毎月のローン返済も少額で済みます。

賃貸の部屋代と同じ位かそれよりもずいぶんお得に家が持てる計算です。

定年退職された方ですと退職金で全額現金払いも出来そうな価格です。

実例に登場していた平屋を新築された方も「退職金で建てた」と仰っていました。

そんな夢が膨らむゾロ目価格で当時の消費者をワクワクさせた666万円の家ですが今現在は販売していません。

安い価格設定では薄利多売しないとメーカー側には儲けが無いので販売を止めてしまったんだと推測しています。