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トイレ+洗面所がオールインワンなら高齢者にも優しい!
https://www.hinokiya-fudousan.jp/saitama/201904/30388.html
トイレは毎日家族が何度も使う場所です。
最近ではトイレ空間に拘りを反映させたいとお考えの方も多いと思います。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では明るく怖くない雰囲気にすればトイレトレーニングもスムーズにいきます。
大人ばかりのご家庭ではホテルの様な素敵なリラックス空間にしたりと夢が広がりますね。
因みに、我が家の様なシニア家族なら介護しやすいトイレが理想的です。
専門家の方の情報によると車椅子の場合は約1坪のトイレスペースが理想的なんだそうです。
1坪のトイレと言うとお風呂場の大きさとほぼ一緒です。
敷地に余裕が無いとスペース的に厳しそう。
桧家住宅のイメージギャラリーに洗面所とトイレが引き戸で繋がっている実例が有りました。
https://www.hinokiya.jp/gallery/interior/index.php#lg=1&slide=8
このトイレは特別に介護を想定しているわけではなさそうです。
ですが、トイレ+洗面所のオールインワンで使えそうな所が良いなと思います。
これなら介助する際はトイレの戸を開けたままにして洗面所の戸だけを閉めて使えます。
オリジナル洗面台でしょうか座って使える洗面台も老人に優しそうでポイントが高いです。
残念な事にイメージギャラリーには他に介護を想定した使い方が出来るトイレの写真が掲載されていません。
桧家住宅では若いファミリーを想定した間取りが多いので介護向けのプランにももう少し力を入れてくれたらなと期待しています。
将来を考えるなら横方向から入れるトイレが理想的
最近のトイレは節水やお手入れしやすい高機能の物が多く出回っていますね。
メーカーのカタログを見たりショールームに行くと日本の技術の粋を集めたトイレは凄いなと感動します。
桧家住宅のイメージギャラリーに登場するトイレは特別大きな特徴の無い普通のトイレという印象を持ちました。
桧家住宅はトイレに関しては特別工夫されているような感じは受けません。
間取りを見ても若い方向けだからなのかスマートワンの参考プランはトイレの大きさが0.5坪サイズです。
桧家住宅のモデルハウスはリアルサイズを念頭に設計しているので現実的にトイレに割けるスペースはこれが精一杯なんでしょう。
個人的に欲を言えばもう少し広いサイズの0.75坪が良いと思います。
年を重ねるとトイレに手すりが欲しくなりますのでその分のゆとりが欲しいです。
長く住み続けるつもりならば広さをある程度確保しておいた方が良いですね。
出入り口はごく普通に縦方向からドアで入る間取りが多いです。
こちらはスマートワンA010のAの間取りです。
1Fは一般的な大きさの縦方向トイレです。
https://www.hinokiya.jp/products/smartone/a.php
個人的に高齢者でも使いやすいなと感じるのは横方向から入るトイレです。
理由は出入り口からすぐに便器に到達できるから。
そして何より狭い空間でドアの開閉に1歩後退する事が苦手な老人が多いので引き戸が良いんですよね。
同じプランの2Fのトイレは横方向から入れる間取りも有ります。
将来を見越した家造りをしたいとお考えの方はこの様なポイントも参考になさってみてください。
スマートワンのプランは沢山あるようですから1Fトイレが引き戸+横方向の間取りが有るか確認しても良いですね。
間取りを組み替える事の出来るスマートワンカスタムなら自由にトイレの大きさを変えられるかもしれません。
人気のオプションはタンクレスと手洗い器
桧家住宅スマートワンの標準品トイレはリクシルです。
おそらく商品名はアメージュZAではないかなと推察しています。
https://www.hinokiya.jp/products/smartone/spec.php
トイレのオプションと言うとタンクレスや手洗い器でしょうか。
実際に桧家住宅で新築された方のブログでトイレのオプションについての情報が有りました。
その方はトイレは標準で横の壁に手洗い器(タッチレス水栓)をオプションで付けたんだそう。
タッチレスの水栓はお子さんに大人気でトイレの手洗い習慣がすぐに身について良かったとの事。
費用は手洗い器だけでプラス約12万円。
一緒に付けた手すりは約9千円弱だったそうです。
こちらは0.5帖サイズでも設置できるリクシルのトイレ手洗い器。
https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/capashea/case/07/default.htm
ある方は予算調節の為、トイレには拘らず標準品で済ませたけれど入居半年でトイレのさぼったリングが出現。
結局3万円でコーティングをしてもらったと仰っていました。
入居して半年で3万円の出費なんてなんだかモヤモヤして到底他人事とは思えません。
こういう情報に触れるとトイレはやはり手間のかからない物が一番だなと思いました。
桧家住宅で建てるならトイレはオプションでも構わないから除菌水の出るTOTOのトイレに変更したいです。
出来れば標準のトイレにTOTOも入れてくれると選択肢が増えて消費者には嬉しいのですが。
機能いろいろ。ウオシュレットは「収納」にもこだわりたい
世界に誇る日本のウオシュレットトイレ。
どのメーカーもお尻に優しい工夫が詰め込まれた凄いトイレばかりで目移りしてしまいますね。
桧家住宅で数年前に新築された方の情報では標準トイレがTOTOだったようですが今現在はリクシルです。
ある加盟店で新築された方はトイレ収納の提案が無く困ったと仰っていました。
まずは収納が充実したタイプの物をご紹介します。
リクシルのプレアスLSタイプ
タンクレスではなくタンク付きのモデルです。
キャビネットが沢山付けられ収納力がアップできます。
https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/preus/
もっと収納が欲しい方にはこちらがおすすめです。
TOTOのウォシュレットトイレ・レストパル
こちらもタンクレス風ですので水圧が弱い地域でも大丈夫。
なんと後ろのキャビネットにトイレットペーパーが丸ごと収納できます。
https://jp.toto.com/products/toilet/restpal/feature/02.htm
後ろのキャビネット部分に手洗い器が付くI型だと丸ごと収納できないので要注意です。
因みにずぼら人間の観点から一番のおすすめは除菌水が出るTOTOのウォシュレットトイレです。
パナソニックの最新型のアラウーノ
「オゾンウォーター」で除菌できるモデルが発売されました。
http://sumai.panasonic.jp/toilet/alauno/feature/detail.php?id=ozon-water
パナソニックのトイレの良い所は便器にアームレストが付けられる事です。
http://sumai.panasonic.jp/toilet/alauno/feature/detail.php?id=coordinate
これなら座る時や立ち上がりも楽に出来、老人に優しいなと感じます。
最近のウォシュレットトイレは色んな機能が満載です。
どの機能がご自分に合うのかショールームで確認し、よく吟味する事をおすすめします。
※これらのトイレが全て桧家住宅で付けられるかは不明ですのでご了承ください。
【まとめ】あくまでベーシック。施主が目指す理想を明確にすることが大事!
奇をてらわないあくまでもベーシックなトイレとでも言いましょうか。
辛口になってしまいますが、トイレ空間に限って言えば桧家住宅の工夫はそれ程感じられません。
桧家住宅のトイレ空間自体はごく一般的な広さの0.5坪タイプが主流です。
スマートワンカスタムではトイレ空間を少し広げる方もいらっしゃいます。
ゆったりとしたトイレは将来的に手すりが必要になった時に手すりが設置しやすく邪魔にならないのでおすすめです。
加盟店によってはトイレ収納の提案が無い事も有りますのでその点は施主がきちんと計画しなければいけない様です。
オプションでキャビネットを追加するかトイレに収納が予め組み込まれている物を選択した方が良さそうだと感じました。
桧家住宅の標準トイレはリクシルの製品です。
新築された方の大半は標準品のトイレを採用されます。
オプションで縁レス便器にしたり横の壁にキャビネットや手洗い器を付ける方も居ます。
因みに縁レス便器は縁が無い分スタイリッシュですが便座の裏側に汚れが付きやすいので注意が必要です。
桧家住宅の普遍的なベーシックさはとても良い事だと思うのですがトイレに限ってはもう少し工夫が欲しかったです。
これでは間取り・収納計画等施主のニーズに合ったきめ細かな提案を出来る加盟店に出会えるか分からないからです。
トイレを気持ちよく使い勝手の良い空間にしたい場合は施主が理想のトイレのイメージを把握出来るかどうかがカギになりそうです。