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建売の最多価格帯は2000万円台
出典:アイダ設計 公式サイト アイダ設計の分譲住宅 いろどりアイタウン
アイダ設計は注文住宅だけではなく建売住宅も手掛けています。
販売している地域は北は福島・茨城から南は沖縄までと広範囲です。
全国に点在するアイダ設計の建売価格は下記のとおりです。
東北エリア
- 福島(11か所):2190~2890万円
- 宮城(9か所):2290~3490万円
関東エリア
- 茨城(26か所):1690~2490万円
- 群馬(23か所):1790~2790万円
- 千葉(26か所):1890~3990万円
- 埼玉(49か所):1890~4890万円
- 栃木(30か所):1390~2690万円
- 神奈川(16か所):1990~4390万円
- 東京(4か所):2190~3890万円
甲信越エリア
- 新潟(18か所):1890~2690万円
- 山梨(8か所):1890~2690万円
- 長野(8か所):2190~2990万円
東海エリア
- 静岡(17か所):1790~3340万円
- 愛知(10か所):2190~4990万円
- 岐阜(14か所):1890~2690万円
- 三重(12か所):2090~2690万円
関西エリア
- 京都(4か所):2490~3390万円
九州エリア
- 福岡(9か所):1990~2790万円
- 佐賀(9か所):1890~2590万円
- 熊本(10か所):2190~3190万円
- 鹿児島(17か所):1690~2590万円
沖縄エリア
- 沖縄(7か所):2990万円~3990万円
こちらは埼玉の3LDK・2190万円~の家の外観イメージ。
出典:アイダ設計 公式サイト いろどりアイタウン シャイン・シティ滑川町月の輪
ZEH仕様の太陽光パネルが付いたタイプです。
立地等によりますが最多価格帯は2000万円台です。
完成して間もないのにすでに完売になっている建売住宅も多いですね。
アイダ設計の建売は大変良心的な価格設定なので人気が高いは当然だなと感じました。
評判は上々。コスパが最高との声多し
アイダ設計の建売住宅を実際に購入したり内見に行った方の評判を調べてみました。
良い評判
- 立地が良いのにとてもお安く購入出来て満足。
- 間取りは普通だけれど意外と使い勝手が良い。
- アイダ産業の建売はコスパ最高だと思う。
イマイチな評判
- 隣家との間隔が狭すぎてちょっと不満。
- 県道沿いに建てられた家を内見したが実際暮らすとなると絶対落ち着かないと思い購入を見送った。
- 他の住宅メーカーの建売と比べると断熱性能が低い気がする。
とこの様な感じでとても評判が良いと思います。
アイダ設計の建売は土地代込々で2000万円台の家が多いのでコスパに優れている事は間違いありません。
だからと言って決して欠陥住宅ではないですし間取りは無難な物が多いですが暮らしやすさを追求した物となっています。
そして何より立地が良い事が高評価に繋がっているんだと感じました。
イマイチな評判に関しては一度に沢山の家を建築するので玄関の向きは同一方向が多いです。
その為プライバシーはあまり考慮されていないと感じるかもしれません。
個人的にはアイダ設計の建売が県道沿いに有るという事が気になりました。
一般的には国道や県道から1本入った場所や閑静な住宅地が建売住宅の建設地になりますよね。
県道沿いって商店等にはうってつけですが建売としてはややリスキー(騒音・プライバシー等の問題で)な立地です。
小さなお子さんがいらっしゃる場合は飛び出しの危険性を感じ購入されない方が多いと思います。
なのにアイダ設計は県道沿いに建売を作っています。
理由は県道や国道沿いに家を建て事務所やモデルハウスで数年使い、その後安く払い下げる方式を取っているからだそう。
確かに子供が居なくて夫婦共働きならば利便性の良い場所に家を購入する方が合理的ですものね。
利便性の良い土地ならばしっかり買い手が見つかるんだと目からウロコでした。
様々なニーズに合わせ多様な場所に建てられたアイダ設計の建売住宅は一見の価値ありだと思います。
耐震性能は不明点も多いので要確認!
大手住宅サイトでもアイダ設計の物件情報では「耐震・制震・免震」とざっくりした情報しかありませんでした。
建売の構造を公式HPで確認すると「在来工法」と有りますので木造軸組み工法で建てられています。
建築基準法で定められた耐震性能は確保していますが耐震等級は実際の所不明です。
千葉県内で建売住宅を購入された方の情報では東日本大震災の際かなり大きく揺れドアの建付けが悪くなったり瓦がずれたりと言う被害が有ったとの事。
補修箇所を見つける度に窓口に電話をするのが面倒だと感じたがしっかり対応してもらえたので概ね満足だそうです。
この事例からアイダ設計の建売が地震に強くびくともしないというのは少し違うなと言う印象を持ちました。
アイダ設計の家は注文住宅ですと面材工法と言って木造軸組み工法を構造用の合板で囲った地震による柱や梁のねじれに強い工法を採用しています。
特にZEH商品のブラーボゼネクトで使用されている断熱材一体型高性能オリジナルパネル(リクシル・ヒートコアパネル)は壁倍率が2.5倍と5倍を実現している優れ物です。
断熱材一体型高性能オリジナルパネル
出典:アイダ設計 公式サイト ブラーボゼネクト 断熱材一体型高性能オリジナルパネル
リクシル・ヒートコアパネルのイメージ図
最新のアイダ設計の建売情報を見るとZEH仕様になって居る家が多く人気のタイプなんだと感じます。
ZEH仕様だからと言って建売がゼネクト同様面材工法かどうかは不明です。
個人的にはこのパネルが使用されていると耐震性・断熱性が高いので嬉しいですが。
まずは営業さんに購入したい物件がどのような工法で建てられているかをきちんと確認したいですね。
基本的に値引きはナシ
一般的に住宅メーカーが建てた建売の値引き交渉は決裂するケースが多いと聞きます。
アイダ設計の建売は値引き交渉できるのか調べてみました。
ある方は300万円程値引きするように交渉したものの叶わず結局購入に到らなかったと仰っています。
やはりアイダ設計も他の住宅メーカー同様建物自体の値引きはNGのようですね。
住宅メーカーが手掛ける建売は立地が良い場所に建っている事が多いです。
その為完成前から買い手が付いてしまう人気物件です。
アイダ設計の建売情報を見ても人気エリアの物件は完成して半年も経たずにほぼ完売という所が殆どです。
仮に売れ残っても住宅メーカー自身が値を下げて売り切ってしまいます。
元々アイダ設計の建売はコスパ最高と言われる程価格がお安いので価格交渉は受け付けられないと思っておいた方がベターです。
それでも値引き交渉をしたい方は元々高額な「未入居物件」が狙い目かもしれません。
家は建てて1年までは「新築物件」として販売しますが、1年以上経過して売れないと「未入居物件」として扱われます。
「未入居物件」になる直前に値下げをする業者が多いからです。
我が家の近所にもアイダ設計では無いですが未入居物件が有ります。
この家は大きさが丁度良いし間取りもなかなか良いのに価格を下げてもなぜ売れないんだろうかとずっと疑問でした。
大雨の日にその家の前が水の集中地帯で側溝が溢れ道路が冠水して居るのを目撃しました。
売れない理由はこれだったんだなと腑に落ちた次第です。
未入居のまま売れないのはそれなりのリスクが潜んでいる場合が有ります。
なので内見を何度もしたり雨降りの日にも物件周辺をチェックする事が大切です。
優良物件を見極め快適な新生活を送りたいですね。
【まとめ】多彩なバリエーションが魅力!買うなら注文住宅より建売がいいかも?
アイダ設計の建売について調べてみて感じたのはもしかして注文住宅よりも評判が良いのでは?という事です。
土地代込みで安い所では1000万円台後半~最多価格帯は2000万円前後という超お手頃価格を実現しています。
お値段の割に建物の造りがしっかりしているのも評価が高い理由の一つですね。
その上利便性の良い場所に建てられており投資目的で購入する方にも人気が有るようです。
個人的には神奈川県横須賀の大型分譲地がとても良さそうだなと思いました。
大型分譲地の利点は街並みが揃い、ある程度日当たりや風通し等がデザインできる事です。
横須賀の分譲地は利便性の良い都会ながら公園や教育施設・役所関係・病院も近い場所にあるので高齢になっても住み続けられそうな所が魅力的です。
因みに先行販売される分譲地の価格は45.67坪で1990万円~。
他の住宅メーカーが販売している同地区の同程度の大きさの新築分譲住宅の価格は3880万円でした。
なので横須賀の建売住宅の販売価格は4000万円前後かな?と予想しています。
順次建売住宅が建築・販売されるそうなので価格がいくら位になるのか今から楽しみです。
アイダ設計の多様な建売住宅は魅力が一杯なので家を購入する際は候補に入れてみても良いですね。