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内装はシンプル。DIYを楽しめそう!
家の内装って拘り始めると底なし沼のようにハマってしまいますよね。
世の中にはおしゃれな内装の家が沢山有って新居のインテリアもこんな風にしてみたなと思いを馳せる事もしばしばです。
近年流行っているのは少しワイルドでカッコイイ工業系や塩系と呼ばれるインテリアでしょうか。
こちらは海外のブルックリンスタイルのインテリア。
本物のレンガ壁がおしゃれで素敵ですね。
アイダ設計で拘りの内装を実現できるのか調べてみました。
人気商品のブラーボスタンダードの標準仕様ですと床の色はNODA製の物から選択できます。
色はウォールナット(ダークブラウン)・エルム(ベージュ)・メイプル(ペール)・アッシュ(ホワイト)と基本を押さえた4色です。
廻り縁・巾木・建具・窓枠も4色から選べますがそれぞれ別の色を選べるのではなく1色選んだら必然的に全て同じ色になります。
アイダ設計の家の内装はクセの無いシンプルな物です。
出典:アイダ設計 公式サイト ブラーボスタンダード 紹介ページ
クロスは基本的に白でアクセントクロスを貼る場合はオプション費用が掛かるそうです。
器用な方ならDIYで好きな壁紙を貼っても楽しいですよね。
おしゃれなヘリンボーンの床は費用が掛かるので壁面に持ってきてもかわいいと思います。
こちらはアメリカ製のリアルな木目のヘリンボーン柄の壁紙。
出典:WALPA 公式サイト Ella Doran / Parquet
まずはシンプルな内装の家をアイダ設計で作っておいてもらい、住みながらインテリアを整えた方が費用が抑えられますし楽しさも味わえるのではないかと思いました。
リビングは広過ぎないのがちょうどいい
広いリビングに3人掛けの大きなソファーを置く事が憧れと言う方も多いと思います。
私もリビングを広く確保できるならぜひ北欧ビンテージのデイベッドを入れたいです。
一般的に理想的なリビングの広さはDK含めて20帖位と言われています。
20帖と言いますと畳が約40枚分と結構な広さですよね。
敷地が限られている場合、20帖のLDKを確保する為収納の面積を削る事になるかもしれません。
適材適所な収納は使い勝手の良い家にするには必須ですから出来ればパントリーやシューズクロークは広く取りたいです。
収納を取るかそれとも広いリビングを取るか悩ましい限りです。
実際我が家のメンバー3人で当てはめて考えると広いリビング+3シーターソファが必要なのかどうか疑問が湧いてきました。
我が家は中年の私と60代・70代の高齢者3人という家族構成で3人が同じソファーに座って寛ぐことは皆無です。
何故なら1人がソファーに寝そべると他の2人は床か1人掛けの椅子に座るからです。
その為各自好みの1人掛けの椅子を家族の人数分置くのも良いなと思っています。
出典:Danish Design Store Finn Juhl France Chair
将来的に家族が車いすになった場合、通行の妨げになるような大きな家具は要りませんしね。
掃除の際移動が楽なのもコンパクトな一人掛けが良い理由の一つです。
総合しますと広いリビング+3シーターソファーは我が家には不要という結論に至りました。
広々としたLDKが確保できなくても家具のチョイスで十分寛げるリビングが出来ます。
こちらは伊勢崎にあるアイダ設計のモデルハウスのリビングの様子。
出典:TBSハウジング 公式サイト アイダ設計のモデルハウス
意外とこじんまりしていて良い感じだと思いました。
「リビング=大きなソファ」の固定概念から離れ過ごしやすい素敵なリビングにしたいですね。
「洋室畳敷き」は和室とどう違うの?
天然のい草を使用した畳は素足にとても気持ちよく赤ちゃんやお年寄りに優しい柔らかな足触りが大きな魅力です。
畳を敷き込んだ和室は一時期数が減りましたが最近多目的に使えると人気が復活してきています。
私もリフォーム時にフローリングに変更した和室を今更ながら「畳のままでも良かったかも」と少し後悔しています。
アイダ設計のモデルハウスには「洋室畳敷き」と書かれている不思議な名前の部屋が有ります。
洋室畳敷きと和室の違いは開口部のサイズが違う事・建具が違う事としっかりとした床の間を作るかどうかだそう。
こちらはアイダ設計の家ではありませんが書院・床の間を備えた伝統的な和室。
本格的な和室はとても素敵ですが床柱・い草の畳等素材や産地に拘るとぐんぐんコストアップしてしまう危険性が有ります。
その点洋室畳敷きの部屋は元々洋室なので特別なコストもかからずクローゼットはそのままの大きさでOKです。
リビングと隣接して作る場合は開口部が大きく取れるので開放感があるのも良いですよね。
高齢になり1Fに設えた洋室畳敷きの部屋を寝室にする場合、畳を汚れに強い素材の物に変更するだけで十分対応できそうです。
これらの理由から私が新築するなら和室ではなく洋室畳敷きにしたいなと思います。
メリット一杯の洋室畳敷きですがアイダ設計で作る場合標準でいけるかどうかは残念ながら不明です。
しかし他の住宅メーカーですと追加料金なしで作れる事が多いのでアイダ設計も同様ではないかと期待しています。
和室に憧れがあるけれど予算的に厳しいと言う方は一度営業さんに打診してみてはいかがでしょうか。
安心安全なロフトを作りたい!
ロフトは季節物の収納やお子さんの遊び場、ご主人の書斎に活用できるちょっと嬉しいスペースですよね。
アイダ設計の間取りプランにもロフトのある家が掲載されています。
出典:アイダ設計 公式サイト 2階建て間取プラン集 プラン17
2つの子供部屋に3.5帖分のロフトが付いている子供受けする楽しいプランです。
ロフトは建築基準法では「小屋裏物置」と呼ばれています。
天井の高さが1.4m以下・梯子が固定されていない事・直下のフロアの面積の8分の1の面積であること等様々な制約をクリアすると建築面積に加算されないボーナススペースです。
しかしこの夢の様なスペースを使いこなすのは至難の業だと思います。
高齢者になっても安心安全に使用できるロフトを作るにはどうしたら良いか素人なりに考えてみました。
まずロフトと言えば梯子ですがロフトを収納場所にする場合、物を持って昇降するのは不可能だと感じます。
物の出し入れをする際、梯子の下に誰かが待機して物を受け渡さないといけないので大変面倒です。
梯子よりも安全に昇降できる物を取る付けた方が良いですね。
こちらは組み立て式の収納付きロフト階段。
出典:アイエム階段コレクション 公式サイト ロフト用家具階段 収納階段キット
壁側に手すりを付けより安全に昇降できます。
お子さんの遊び場やご主人の書斎にするなら散らかったら誰が掃除するかが問題になりそう。
ロフト専用に掃除機やコロコロを用意し各自で簡単に掃除できるよう対応すると良いですね。
もう一つロフトで問題になるのが真夏の暑さです。
屋根からの熱が直に伝わるのでロフトを計画する際はしっかり断熱する事や換気出来る窓を設け快適に過ごせる工夫が必要です。
天窓は雨漏りの原因や直射日光のリスクも考えられるので避けた方が無難です。
こちらはアイダ設計の家ではありませんが上げ下げ窓の有る書斎ロフト。
出典:イエタテ 公式サイト フォトギャラリー 「ロフトに設けた5.6畳の書斎」
明るく適度なお籠り感が理想的な書斎です。
アイダ設計でロフトを計画する際は上記の様な点を踏まえ相談する事をおすすめします。
快適・安心・安全で長く活用できるロフトが出来ると良いですね。
床下収納よりもパントリーが好都合なワケ
床下収納は一昔前はとても便利な収納という事で必ずついていたイメージが有ります。
私の実家のキッチンにも床下収納が1つだけ付いていました。
ですが取っ手に指を挟んだり、梅酒をいれたりしても取り出すのに一苦労で結局使わず長年放置されていました。
高齢になるとしゃがみ込んで重い物を持ち上げるという動作が余計に出来なくなります。
嵩張る物を収納するには床下ではなくパントリーを作った方が弱った足腰の為には良いのでは?と思います。
こんな感じで私には不必要な設備として分類されている床下収納。
現在では床下収納は点検口という大きな役割を担っているようです。
しゅってん:あいだせっけい ぶらーぼこんふぉーと ゆかしたてんけんぐちc
アイダ設計の家にもキッチンか洗面所に1つは付いています。
実際アイダ設計で新築された方の情報では床下収納が標準で付いていると思ったらただの穴で基礎部分が丸見えだったんだとか。
その方はプラス5000円前後で収納ボックスを付けられたので一応付けてもらったとの事。
お子さんが小さい場合はいたずらや事故防止の為にボックスを取り付けた方が良いかもしれませんね。
床下収納ロフトに設けた5.6畳の書斎。造作…の実際の評判を見ると「付けて良かった」「全く使わない」と賛否両論です。
モデルハウス等でしっかり使い勝手を確かめご自分に合う設備かどうか吟味される事をおすすめします。
【まとめ】内装よりも構造面にコストを割くのがアイダ流。シンプルゆえのメリットがたくさん!
アイダ設計で建てる家:内装のまとめ
アイダ設計の家の内装はとてもシンプルです。
ブラーボスタンダードですと内装の選択肢が少なく少々物足らないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
最上級グレードのアイベストの家の内装も特別ゴージャスと言う訳ではなくサッパリとした印象です。
その分、柱を太くする・断熱材の種類を変える・サッシの種類を変更する等構造や設備に予算を回しているんだなと感じました。
こういったところにアイダ設計の「正直価格」のコンセプトが反映されているんですね。
実例のインタビューに登場されていたオーナーが「モデルハウスの内装が良い意味で普通な所が気に入った」と仰っています。
確かにシンプルな内装ですと飽きがこないのでとても良いですよね。
こちらは本庄モデルハウスのキッズスペース。
空間にメリハリを付けるカラーリングでインテリアがグッと引き締まります。
個人的にはコテコテに拘った内装よりもこれ位さりげない内装がこなれていて素敵だなと思います。
ペイントならDIYで簡単に出来るので子供部屋の壁をお子さんが好きな色で塗ってみては?
家族で家造りに参加する事で愛着もわきますしお子さんの情操教育にも有効なのでおすすめです。
この様にシンプルな内装のアイダ設計の家は大きな可能性を秘めているなと感じました。