アキュラホームの太陽光発電の家:優れたデザイン性と低コストを両立

坪単価は40万円~。あこがれのエコハウスが1000万円台から!

アキュラホーム 太陽光発電の家

http://www.aqura.co.jp/product/hyuga/plan.html

新築するなら太陽光発電を搭載したいとお考えの方も多いですね。

アキュラホームには「太陽光発電の家」という人気商品が有ります。

気になる坪単価と総額を調べてみました。

坪単価は40万円~60万円と言われています。

価格の幅が大きいのは乗せる太陽光パネルの量やオプションによるのでしょうね。

では、上記の坪単価で参考プランの3LDK・延べ床面積31.8坪の家を基に本体価格を計算してみます。

アキュラホーム 太陽光発電の家 間取り

http://www.aqura.co.jp/product/hyuga/plan.html

(※32坪として計算)

  • 40万円×32坪=1280万円。
  • 60万円×32坪=1920万円。

この価格に付帯工事費と諸費用を合わせた400万円をプラスして総額を割り出してみます。

総額:1680万円~2320万円となりました。

太陽光発電を搭載した家が1000万円台から建築可能です。

総額から実質の坪単価を計算してみます。

坪単価:52.5万円~72.5万円となりました。

ローコスト住宅の商品の中ではミドルクラスの価格設定です。

この坪単価を見ると少々お高いなと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

他の住宅メーカーと見積もりを取りしっかり比較検討する事をおすすめします。

太陽光発電+オール電化+デザイン性の高さが特徴です。

2009年に電力の固定価格買取制度(FIT)が開始した当初、各住宅メーカーが競うようにオール電化+太陽光発電の家を発売しました。

その為世の中に同じような組み合わせの標準仕様の住宅商品が沢山存在しています。

正直な所、アキュラホームの「太陽光発電の家」は価格が特別お安いとは感じません。

そして全館床暖房やタイル外壁などのメーカー独自の付加価値がある訳でもないんですよね。

他の同価格帯の住宅メーカーの同じような商品とほぼ差が無いと思いました。

「太陽光のある家」だけの特徴と言うと何を挙げたら良いのやらと悩んでしまいます。

ただ、アキュラホームの強みである優れたデザイン性は太陽光発電が搭載されていても健在です。

加古川展示場のモデルハウス

アキュラホーム 加古川展示場(神戸新聞ハウジングセンター内)

http://www.aqura.co.jp/exhibition/hyogo/kakogawa/

屋根の形状がどうなっているんでしょうか。

箱型のシンプルモダンな外観からはぱっと見屋根に太陽光発電システムが乗っている事が分かりません。

内装は若い世代に人気のデザインを取り入れたインテリアでまとめられています。

アキュラホーム 加古川展示場(神戸新聞ハウジングセンター内) インテリア

http://www.aqura.co.jp/exhibition/hyogo/kakogawa/gallery/2001/#navTab

このモデルハウスを見てアキュラホームの「太陽光発電の家」は環境・お財布への優しさ・おしゃれさを融合できる商品なんだと感じました。

実際の評判って良い?悪い?

実際にアキュラホームで太陽光発電の家を新築された方の評判が気になり調べてみました。

良い評判

  • 補助金が利用したので思った以上にお得に建築できた。
  • 予算内で希望の間取りと太陽光発電が搭載でき満足している。
  • 太陽光発電のお蔭で光熱費がお得になって満足。
  • 電力の消費が一目でわかる卓上モニターで節電意識に目覚めた。

イマイチな評判

  • 売電価格が下がっているのに高額な設備に投資する意味があるのか大いに疑問を持ち搭載するのを止めた。

良い物・辛口な物両方の評判が有りました。

良い評判が多いのは元々「新築するなら太陽光発電を」と考えている方が多いからかな?と思います。

節電を意識した生活を実践できるのは環境に優しく大変良い事ですよね。

補助金に関しては太陽光発電に対する国からの補助金は残念ながら2013年に廃止になってしまったようです。

その後各自治体で補助金を出している所も有りますのでお住まいの地域で補助が出るのか要確認ですね。

「太陽光発電のある家」の実例では屋根面積を広くして10kw以上を載せたお宅も多く見られます。

なので太陽光発電の施工自体は全く問題なさそうだと感じました。

ただイマイチな評判で指摘されているように2019年11月には電力の固定価格買い取り制度(FIT)が終わります。

電力の買取価格は今後さらに下落するとの予測がされていますね。

「太陽光発電 = 売電で家計が楽になる」という図式はもはや通用しないと認識した方が良いと思います。

10㎾以上の家庭への固定資産税の軽減措置もいつ終了するのか分からない不安定な状況です。

(※2018年度~2019年度までは10kW以上の自家消費型設備に限り課税標準となる金額から2/3に減税。)

上記の評判から太陽光発電を付けるかよくシュミレーションしなければいけないなと感じました。

太陽光発電の家 ここがイイ! 1つ目)環境に優しい取り組みを毎日の生活で実践できる

アキュラホームでは新築する家の約70%が太陽光発電搭載の住宅との事。

公式HPの資料を見てみると太陽光発電を搭載するとCO2の削減は勿論、石油の消費量を761.1リットル(※18Lのポリタンクで約43本分)削減できると記載されています。

この数字を我が家にあてはめ妄想してみました。

我が家は築40年木造の家で断熱材はごく一部しか入っていないようなスカスカの家です。

その為冬の暖房はエアコンではなくファンヒーター頼み。

暖冬だった昨シーズンでも毎月18Lの灯油を1か月に8本ずつ購入し寒さをしのぎました。

大体12月~4月まで約5か月間購入したので40本分。

灯油価格が大体18Lで1600円前後でしたので計算すると一冬で64000円は灯油代に消えました。

灯油以外に電気代も掛かるので毎月の光熱費は結構かかっています。

そう考えると太陽光発電の家の光熱費ってとても環境に優しいだけでなくお得なんだなと感じます。

限りある灯油や石油に頼り切っている生活からクリーンな再生可能エネルギーにシフトできる事が太陽光発電の家の最大の魅力でイイなと思いました。

発電を付けるかよくシュミレーションしなければいけないなと感じました。

太陽光発電の家 ここがイイ! 2つ目)組み合わせ自由!

アキュラホームの太陽光発電の家は基本的に自由設計でコレと言った決まった形が有りません。

だからどんな外観にも内装にもでき、施主の希望を盛り込んだ住宅を建築する事が可能な所がとてもイイ!と思いました。

例えば太陽光発電の家に大収納が付けられたり、スキップフロアにしたり、土間を広くした空間を自由に取り入れている事ですね。

東松山展示場のモデルハウスの外観

アキュラホーム 東松山展示場(TBSハウジング内)

http://www.aqura.co.jp/exhibition/saitama/higashimatsuyama/gallery/2331/#navTab

大きな葺き下ろしの屋根が風格ある和の家です。

延べ床面積が60坪近く有るのであまり参考にはならないですが自由設計って良いなと思える工夫が沢山ある家です。

玄関ホールの様子

アキュラホーム 東松山展示場(TBSハウジング内) 玄関ホール

http://www.aqura.co.jp/exhibition/saitama/higashimatsuyama/gallery/2332/#navTab

玄関から中庭を見通せる通り土間のような演出です。

このモデルハウスには広々とした空間をスッキリさせる為に小屋裏収納を付けています。

個人的には住宅メーカーが提案する商品毎に家の形が決まってしまう事に違和感を抱いています。

いわゆる○○ルールみたいな縛りを設けコストの削減を図る住宅メーカーが多いからでしょうね。

その結果「この家の外観って○○ハウスだよね」「この外壁を使っているからあの住宅メーカーだ」という画一的な家が完成します。

アキュラホームの家はモデルハウスや実例を見るだけでも多種多様な家が建築されています。

その姿勢が施主本位の住宅メーカーの印なのかもなと感じました。

太陽光発電の家 ここがイイ! 3つ目)自然の風と光を取り込む工夫

エコな再生エネルギーである太陽光発電システムを利用するなら家の間取りを工夫し更に快適で省エネな暮らしを目指したいなと考えます。

近頃地球温暖化の影響で家の中で熱中症を起こし特に高齢者が死亡してしまう事故が起こっていますよね。

その為日本の夏にはエアコンが必須です。

けれど真夏のエアコンの効き過ぎた室内環境は高齢者には辛い物が有ります。

外気温との差で体の調子がおかしくなるのです。

出来れば自然の風で涼みたいという希望が有るので風と光を上手く取り込んだパッシブデザインの家がイイなと思っています。

アキュラホームのモデルハウスでは太陽光発電+風の通り道や日射を意識した暮らしを提案しています。

新越谷展示場のモデルハウス

アキュラホーム 新越谷展示場(TBSハウジング新越谷会場内)

http://www.aqura.co.jp/exhibition/saitama/shinkoshigaya/

深い軒を作る事で真夏の強烈な日差しを遮り室内温度の上昇を抑えています。

アキュラホーム 新越谷展示場(TBSハウジング新越谷会場内) 外観

http://www.aqura.co.jp/exhibition/saitama/shinkoshigaya/gallery/963/#navTab

このモデルハウスは延べ床面積が70坪弱も有るのでイマイチピンとこないのが玉に瑕ですね。

しかし日光の遮り方や窓の位置は大いに参考になると思いました。

こちらはモデルハウスの1F間取り図。

アキュラホーム 新越谷展示場(TBSハウジング新越谷会場内)1F間取り

http://www.aqura.co.jp/exhibition/saitama/shinkoshigaya/madori/#navTab

南の大きな窓から北側の窓へ風が通り抜けられる間取りです。

この様な工夫を施した太陽光発電の家なら環境・お財布・体にも優しい生活が出来るのではないかと感じました。

パネルを沢山載せたい!それなら屋根面積にこだわるべし

太陽光発電システムは日当たりの良い南面の屋根に搭載する事が前提です。

その為沢山パネルを載せたい場合は屋根面積が広い間取りにする事がポイント。

平屋は敷地面積や日照条件が良ければバリアフリーで高齢者にも優しいので太陽光発電の家で是非検討したい間取りです。

屋根面積が広く取れますし敷地の方角によっては南向きの片流れにする事も可能だからです。

足場を組まずに梯子で屋根に上がれる高さなので太陽光発電システムのメンテナンスも容易に出来る事もメリットの一つと言えますね。

実例に掲載されている平屋のお宅

アキュラホーム 家事動線もバッチリ!広々快適な平屋の家 太陽光発電30kW搭載 

https://www.aqura-hamamatsu.jp/gallery/details_37.html

大きな片流れの屋根面に30kw以上のパネルが搭載されています。

2階建ての場合は切妻屋根や片流れ・招き屋根等シンプルな形の屋根を南向きにする事が一番だと思います。

ただ、太陽光発電のパネルを大っぴらに設置できない規約が有る別荘地が我が家の周辺には存在しているんですよね。

美観や街並みを考慮し壁は塗りの白壁で屋根はオレンジの洋瓦と厳格に設定されている地区です。

なのでそういう場合は太陽光発電の家は難しいなと思います。

個人的には北側道路の土地が好きなので私だったら招き屋根の家にして北側の屋根だけ規約で定められた瓦にしたいです。

他所様から見えない南側の屋根は太陽光を敷き詰めしっかり発電してもらうのが理想かな?と妄想しました。

こんな我儘もアキュラホームなら叶えてもらえるんじゃないかと期待しています。

【まとめ】時代の変化に柔軟に対応。これからの動向が楽しみ!

アキュラホームの太陽光発電の家は注文住宅ならではのバリエーションの豊富さが大きな魅力です。

建築価格は決してお手頃とは言えませんが太陽光発電を搭載しつつ施主の希望をしっかり反映させた家を建築できます。

ただ、前述しましたように電力の固定価格買取り制度が2019年11月に終了し2019年問題として大きく取り上げられています。

単純に太陽光パネルを設置すれば環境に優しく売電収入でお得と言う時代は終わり電力の自給自足へとシフトしていますね。

そのような住宅にしたい場合、太陽光パネルで発電した電気を蓄電池か自動車に貯めて置くかのどちらかが必要です。

高額な設備費が更に掛かり建築費が嵩んでしまうリスクが有ります。

アキュラホームでは太陽光発電2019年問題に対応した太陽光発電+電気自動車が標準装備の商品を2019年5月に売り出しました。

アキュラホーム 『ミライの家・Rei』

http://www.aqura.co.jp/kanna/

今後はこちらの商品をスタンダードにするとプレスリリースでも発表しています。

その為「太陽光発電の家」は徐々に吸収される形になるのでは?と推測しています。

アキュラホームは住宅のみならず環境問題にも積極的に取り組んでいますね。

マイクロプラスチックごみで問題になって居るストローにも果敢に挑戦しています。

杉の間伐材を薄くスライスしストロー状に成型した物を独自開発しG20でも提供されました。

木のストロー

木のストロー

https://www.thewoodstraw.com/?

この様に時代に合わせて柔軟に商品をカスタマイズしたり新商品を開発しているアキュラホーム。

環境に優しいアイテムや住宅が今後どれだけ発表されるのか楽しみです。