目次
坪単価の相場は55万円~75万円
高気密高断熱な家と言えば一条工務店。
高性能な家の坪単価はいくらなのか調べてみました。
一条工務店の家の坪単価は種類によってまちまちですが55万円~75万円前後。
人気のi-smartの坪単価は65万円前後と言われています。
これはあくまでも本体の建築費から算出した物で実際に生活できる家の坪単価にはなっていません。
実際住める状態になるには追加で費用が掛かります。
それは電気・ガス・水道・外構等の「付帯工事費」と住宅ローンの手数料・不動産の登記費用等の「諸費用」です。
付帯工事費+諸費用の目安は400万円前後。
それらを建築費にプラスして総額を出していきます。
坪65万円と仮定し、i-smartで40坪の家を建てた場合の総額を計算してみます。
総額:65万円×40坪+400万円=3000万円。
この総額から実質の坪単価を割り出すと3000万円÷40坪=75万円。
坪単価だけで見ると結構お高く感じる方も多いかもしれませんね。
しかし一条工務店の家は大手の高級住宅メーカーでも足下に及ばないぶっちぎりの性能を誇ります。
高性能な家はランニングコストを低く抑える事が出来るので長い目で見ればとてもお得だと思いました。
一条工務店は2019年も大人気!増税後、人気や坪単価に影響は有るの?
住宅業界新聞のデータでは一条工務店の家の販売戸数は第2位との事。
別の住宅専門の研究機関の資料では一条工務店の家は販売戸数や顧客満足度等、総合評価で1位を堅守しているのだそう。
そんな巷で大人気の一条工務店の家。
個人的には2019年10月に施行される消費税10%の影響をどれ位受けるのか気になります。
どの住宅メーカーでも言える事ですが、増税する度に住宅価格は値上がりしそれに伴い契約数が低下する傾向が有ります。
一条工務店でも増税後の影響を大いに危惧している様子が伺えます。
公式HPの資金計画に触れたページで増税後の「減税・優遇制度」の案内をして「今が建て時」とアピールしています。
例えば住宅ローン減税の控除期間が10年から13年に延長される事や「すまい給付金」の拡充があげられていますね。
上記の優遇制度を利用するとどれだけお得なのかと言うシュミレーションも掲載されています。
この様な情報に触れると慌てて契約に踏み切りたくなってしまいます。
家造りはある種の勢いが無いと出来ない人生の一大イベントです。
でも住宅は気軽に購入できる程お安くありません。
ここはやはり施主自身が情報収集し十分納得してから契約する事が大切だと感じました。
一条工務店はじわじわ坪単価を値上げする。気になる噂の真相は・・・
一条工務店は年に何度も坪単価を値上げする住宅メーカーとして知られているんだそうです。
2018年は1坪当たり5000円UPを計3回実施し一年間でトータル15000円の値上げを敢行。
その分、サッシを防犯ガラスに出来るというキャンペーンをしていたみたいですけれど。
基本は消費税増税に向ける準備としての値上げです。
消費者の感情と自社の経営とのバランスを見ながらこのように段階を踏んだ値上げにしているんだそうです。
正直1年間で15000円の値上げってとても大きいと感じました。
前年の12月と2018年の12月では40坪の家を建てたと仮定しますと単純計算して60万円の値上げです。
60万円ってキッチンのグレードアップが出来ちゃう位の結構な額ですよね。
2019年もまたまた1月に3000円UPされ合計3回で9000円の値上げを予定しているんだそう。
2017年から2019年の年末で比較すると15000円+9000円=24000円の値上げです。
これを40坪の家を建てたと仮定すると96万円もの値上げをしている事に。
徐々にとは言え2年間で100万円近くの値上げをしているとは驚きです。
増税後もまた値上げしていくのかそれとも頑張って据え置くのか。
一条工務店の家の坪単価の推移が今後どうなっていくのかとても気になります。
平屋にすると坪単価が高くなるってホント?
一般的には平屋は総二階建ての家と比べると屋根と基礎の面積が広いのでその分坪単価が上がると言われています。
大手メーカーですと平屋にするだけで坪5万円のアップなんてことはよく聞く話です。
一条工務店の場合、2階建てと比べると坪単価が約1万円程upすると言われています。
そう考えると良心的な価格設定だと感じます。
例えば人気のi-smartの総二階建て(延べ床面積30坪)建物本体価格が2000万円の場合、坪単価は66.6万円。
平屋にすると坪単価が67.6万円ですから単純計算して建物本体価格は2028万円となります。
28万円の差額だけで平屋が出来ちゃうという事です。
でも現実はそうはいかないんですよね。
平屋は基礎が大きくなるので地盤改良が必要な場合、総2階建ての倍お金が掛かります。
一条ルールの影響なのか30坪以下の平屋を建てる場合は坪単価がグンと高くなるという情報もチラホラ目にします。
タマホームですと平屋は確か35坪がボーダーラインです。
住宅メーカーにはそれぞれ基準やルールが有るのでそれに沿った家造りをすると予算に収まりやすいです。
一条工務店で平屋を建てる場合、敷地にゆとりが有れば30坪以上で建築した方が良いかもしれませんね。
在来工法で建てるなら!「夢の家」は人気のオプション。
「夢の家」は大雑把に言うとオプションの名前です。
セゾンAやブリアールなどで新築を考えている方は「夢の家仕様」を営業さんから猛プッシュされるみたいですね。
「夢の家仕様」にしないと一条工務店で建てる意味が無いとも言われている程人気のオプションなんだそう。
一条工務店の人気商品はi-smartとi-cubeです。
それ以外にもセゾンシリーズやブリアール・百年という商品が有ります。
一条工務店の商品はなかなか複雑で各商品の細かな違いが素人では分かりにくいですよね。
i-smartとi-cubeは2×6で建築された高気密高断熱な家。
セゾンシリーズ・百年・ブリアールは在来工法で建てられる住宅です。
在来工法の家を「夢の家仕様」にする事で気密性・断熱性・耐震性を上げられるというオプションです。
「セゾンシリーズ+夢の家仕様」の坪単価はi-cubeとさほど変わらないと言われています。
「夢の家 I-HEAD構法」とは?:
家全体を高機能の断熱材で丸ごと包み込み断熱性をアップさせます。
出典:一条工務店 公式サイト 高断熱構造「夢の家+i-HEAD構法」
そして高性能のトリプル樹脂サッシ・熱交換換気システムを採用し更に耐震性も高めた住宅仕様です。
一条工務店の家の売りは目を見張る性能の高さです。
確かに外観の見た目が好みでも性能の低い家ではガッカリしてしまいますものね。
私も一条工務店の百年で新築するなら是非この「夢の家仕様」で建てたいなと思いました。
坪単価70万円で3階建てが建てられるのはオトク!
都心の限られた敷地にマッチする3階建て。
3階建てでよく問題になるのは最上階の室内の暑さです。
断熱性能が低い家の場合、真夏でなくてもお天気の良い日の3Fは灼熱地獄だと聞きます。
一条工務店の家なら高気密・高断熱・高い耐震性が基本なので快適な3階建てになるのでは?と思いました。
数年前までは一条工務店の3階建て商品として「ファミーユ」という住宅が売り出されていたようです。
しかし廃盤になってしまったのでしょうか。
現在そのような商品名の物は掲載されていません。
公式HPでは商品の一覧に3階建てにも対応していると書かれているだけです。
3階建ては都会での需要が高そうな商品なのにイマイチ力を入れてないのが何とも残念です。
ファミーユの販売当初、坪単価50万円~という3階建てにしてはお安い価格設定だったようです。
実際の総額から算出した坪単価は1坪当たり70万円になったとの事。
3階建ては地盤や基礎、構造がしっかりしていないといけないのでその分高額になりがちです。
現在3階建ての相場は1坪あたり70万円~80万円と言われています。
ファミーユの坪単価は妥当な価格だと思いました。
現在一条工務店では3階建てに特化した実例集を配布しています。
3階建てに興味のある方は参考に取り寄せてみても良いですね。
セゾンシリーズは65万円/坪~。人気の「夢の家」仕様は3万円/坪のオプション!
一条工務店の注文住宅には「セゾン」と言うシリーズが有ります。
セゾンには「セゾンA」と「セゾンF」の2種類があり一条工務店の在来工法で建てる代表的な商品です。
セゾンシリーズの平均的な坪単価は55万円~70万円と言われています。
AとFの違いが分かりにくいのですがFはレンガ外壁に出来る事が特徴みたいですね。
因みにセゾンAの坪単価が55万円前後。
セゾンFはそれよりも4万円程高い1坪あたり59万円と言われています。
上記の坪単価で延べ床面積40坪の家を建てたと仮定し建築費を出してみます。
- セゾンA:55万円×40坪=2200万円。
- セゾンF:59万円×40坪=2360万円。
総額を出すにはこの価格に付帯工事費と諸費用を合わせた400万円をプラスして計算します。
- セゾンAの総額:2600万円。
- セゾンFの総額:2760万円。
この総額から坪単価を割り出すとセゾンAは1坪あたり65万円。
セゾンFの実質の坪単価は69万円となりました。
(※この坪単価はあくまで目安です。)
そしてセゾンシリーズに欠かせない「夢の家仕様」にすると更に金額が上がります。
夢の家仕様にする場合、1坪あたり約3万円のプラスだそう。
(※オプション価格が変動するみたいなので要確認です。)
その為セゾンシリーズのおおよその坪単価は70万円前後になると推測しています。
i-cubeの実質坪単価は約67.5万円。ハイドロテクトタイルも気になる!
シンプルモダンな外観と高い性能で一条工務店の大人気商品i-cube。
その坪単価を調べてみました。
i-cubeの坪単価は1坪あたり59万円と言われています。
出典:一条工務店 公式サイト i-cube 解説ページ Plan2南玄関プラン
こちらの参考プラン(延床面積39.11坪・4LDK)を上記の坪単価で建築したと仮定し建築費を出してみます。
(※39坪で計算しました。)
建築費:59万円×39坪=2301万円。
建築費に付帯工事費と諸費用を合わせた400万円をプラスして総額を出してみます。
総額:2701万円となり実質の坪単価は67.5万円となりました。
ここに大人気の外壁材、ハイドロテクトタイルをオプションで付けると更に値段が上がります。
ある方の情報ですとi-cubeの場合、ハイドロテクトのオプションは1坪あたり13000円だそう。
39坪の家を丸ごとハイドロテクトタイルにすると単純計算で50万7000円のプラスです。
外壁だけではなく他のオプションを付ける場合は上位モデルのi-smartとの差額がいくら位になるのかも気になりますね。
どちらがお得に建築できるのかしっかり見積もりを取り確認する事をお勧めします。
一条工務店は2019年10月の増税に向け段階的な値上げを実施中です。
その為坪単価はいくらなのかを随時確認しておくことも大切だと思いました。
車好きにとってのあこがれ、ビルトインガレージは高齢者に優しい間取り
車好きの方にとって愛車は家族と同様かけがえのない物です。
大好きな車を家の中から眺める事が出来るビルトインガレージが夢だと仰る方も多いですよね。
一条工務店でもビルトインガレージを備えた家を多数手がけているようです。
こちらは一条工務店の支店で提案されているビルトインガレージを備えた参考間取り。
出典:一条工務店 公式サイト ビルトインガレージのある間取り例
生憎ガレージ付きの家の見積もりは公開されておらず坪単価等の詳細は不明です。
因みにおしゃれなガレージを木造で後付けすると1台分の相場は100万円~150万円と言われています。
こちらはヨドコウのおしゃれなガレージ。
1台分の大きさの物ですとメーカー希望本体価格は50万円です。
しかしオプションをあれこれつけると工事費込みで200万円近くになります。
ガレージってやっぱり贅沢品なんですね。
車が一台買えてしまう値段です。
そう考えると家の建築費に予め組み込んだ方が踏ん切りがつきそうだと思いました。
ビルトインガレージは家と一体化しているので外観もスマートですしね。
我が家も足の不自由な父が居るので家の中から直接車にアクセス可能なビルトインガレージは憧れです。
一条工務店でガレージ付の家を建てられたら高齢になっても安心して暮らせそうだと思いました。
丸ごとリフォームにも対応可能!費用はケースバイケース
住宅メーカーのリフォーム部は自社で建築した家をメンテナンスする意味合いが強かったですよね。
例えば築後10年の点検で外壁や屋根の塗装をするとか、防蟻処理等をして長期保証に延長できるというものです。
近頃は少子高齢化・空き家の増加等の影響で新築の他に中古住宅を購入しフルリフォームするという選択肢が増えました。
その為自社の物だけでなく幅広い住宅を対象とした本格派リフォームを手掛ける住宅メーカーも増えてきましたね。
一条工務店もリフォーム営業部として従来の自社物件のメンテナンスに加えマンションや中古住宅も対象にリフォームを行っています。
屋根・外壁・水回り等ピンポイントの物から耐震・断熱・一軒まるごと等の大規模な物まで多彩なメニューを用意しています。
残念ながら公式HPにリフォーム費用の目安や坪単価等が記載されておらず詳細不明です。
リフォーム専門業者の見積もりと比べると少々お高いと感じる方もいらっしゃるようです。
ある方は1人暮らしのマンションの1室を丸ごとリフォームして800万円程だったとの事。
一条工務店で建築された別の方の情報によりますと築後10年点検時に出された外壁塗装+防蟻処理の見積もりは150万円だったそうです。
個人的にはこの見積額はそれ程相場からかけ離れた物では無いと感じました。
リフォームに掛かる費用は業者・家の大きさ・状態でも大きく変わってきます。
ここはやはり相見積もりを取り良心的な価格でお願い出来るところを探したいですね。
3階建ての最終的な坪単価は約90万円
一条工務店の三階建てはファミーユという商品が有りました。
数年前から高性能なi-smartでも三階建てを建築できるようになったようですね。
実際にi-smartで三階建てを契約された方の情報では延床31坪強の家の坪単価は71.4万円だったそう。
2階建てのi-smartの平均的な坪単価は65万円前後です。
三階建てになると1坪あたり6.4万円のアップですね。
上記の坪単価はあくまで建築費のみのお値段です。
総額から計算した最終的な坪単価は90万円近くに。
更に太陽光発電を付けると坪単価が100万円以上になると予想されます。
この方曰く建設予定地が「準防火地域」に指定されている事も坪単価の大幅アップにつながったのでは?との事。
「準防火地域」とは?:都市計画法で定められている地域の事です。
市街地における住宅密集地で火災が起きた場合に備え、被害を拡大させないような建物を予め作る事が指定しています。
準防火地域の場合、木造の3階建ては延床面積が500㎡以内であれば建築可能です。
但し、延焼を防ぐ構造や素材を用いる等様々な決まりがあります。
その為予算よりも建築費が高くなってしまうケースも。
土地には様々な規制が掛けられている場合が有ります。
都会に住むには目に見えないお金が沢山かかるんですね。
利便性をとるか、それとも予算内に収まる事を取るか。
なんとも悩ましい気持ちになりました。
多彩な使い方ができる ルーフガーデン。条件を満たせば標準仕様!
ルーフガーデンとは、一条工務店の人気商品i-cubeやi-smartで設置できる標準仕様の屋外空間です。
平たく言うとルーフバルコニーですね。
1Fの屋根部分を利用して作られています。
こちらはモデルハウスに作られた「ルーフガーデン」。
出典:集合住宅展示場 HOUSING STAGE 公式サイト 一条工務店i-smart紹介ページ
この様に壁に囲まれた屋外空間なのでプライベートを確保しつつ解放感を味わえると人気です。
天井部分にパーゴラを付け日よけ等を吊るせるようになっています。
ルーフガーデンには一条ルールと呼ばれる物が大きく影響しています。
i-cubeもi-smartも1Fと2Fが同じ面積の総2階建てにする事が決まりです。
その為1Fの面積と2Fの面積に差が有る場合は部屋で空間を埋めるか、吹き抜けやバルコニーを設ける事で解決します。
実際にi-smartで新築した方の情報ではルーフガーデンの費用はオプションではないので追加料金なし。
しかも坪単価はその部分だけ2分の1になるとの事でした。
個人的にはルーフバルコニーは布団を干すのに便利そうな空間だと思います。
しかし雨漏りの危険性も多分に有るので出来れば屋根を付けたインナーバルコニーにしたいです。
インナーバルコニーは屋外空間とは言え屋根が大きく掛かる空間です。
その為延べ床面積に入れられてしまう事が多いので要注意です。
一条ルールにも触れそうですしルーフガーデンをインナーバルコニーにしたい場合は営業さんに相談ですね。
伝統的な和建築「円熟の家 百年」は坪単価80万円超えの高級路線
いぶし銀の屋根瓦や日本の風土にマッチした伝統的な和風の家って素敵ですよね。
落ち着いた雰囲気を醸し出す一条工務店の和風住宅・円熟の家・百年の坪単価を調べてみました。
百年の坪単価は70万円~80万円。
上記の坪単価で延べ床面積40坪の家を建てると建築費は2800万円~3200万円。
付帯工事費や諸費用を合わせた400万円を足して総額を出すと3200万円~3600万円となりました。
この総額から実質的な坪単価を割り出すと1坪あたり80万円~90万円。
そして在来工法の商品では必須と言われている「夢の家仕様」にすると更に坪単価が上がります。
(※夢の家仕様:1坪あたり3万円のプラス。)
このように円熟の家・百年は一条工務店の中ではお高い価格設定になっています。
個人的には高性能な和風住宅をこの価格で建てられるなら妥当な価格設定だと感じました。
因みに工務店でごく普通の和風の家を建てる際の相場は50万円台~。
和風住宅の世界は奥が深く大黒柱や床材などに拘ると坪100万円以上してしまう事もざらです。
施主が家のどの部分に拘るかで選択肢が大きく変わって来ますね。
百年だけではなく和風住宅が得意な他の住宅メーカーや地元の工務店にも相見積もりを取り比較検討する事が大切だと感じました。
30坪の2階建てなら坪単価は約90万円が目安
核家族が増え少人数で暮らす人が多くなっている昨今、住まいを小さくしたいとお考えの方も多いはず。
かく言う私も50坪以上の大きな家を処分し27坪のコンパクトな家に住み替えました。
高齢者+中年の4人暮らしですが手も目も行き届きやすい小さな住まいは意外と暮らしやすいですよ。
延べ床面積30坪のコンパクトな家を一条工務店で建てるには坪いくら位かかるのか気になりますね。
人気商品のi-smartで2階建てを新築された方の情報では総額が2730万円だったとの事。
この価格から坪単価を計算すると2730万円÷30坪=91万円となりました。
同じ延べ床面積の2階建てをセゾンFで見積もりを取られた方の情報でもほぼ同じ価格でした。
盛り込んだオプションが違うはずなのに在来工法と2×6で価格が変わらないと言うのが大変興味深いですね。
平屋になると1坪あたりプラス1万円前後で見積もられるようです。
オプションや建設予定地の地盤によっても掛かる費用が変わってきますので何とも言えませんけれど。
30坪の2階建てを一条工務店で新築する際は目安として坪90万円程かかると覚えておけば「予想より随分高い」とビックリしなくて済みそうです。
高気密・高断熱・耐震性に優れたコンパクトな家を一条工務店で実現したいですね。
人気のZEH住宅、i-cubeで35坪の家を建てる!坪単価は約83.4万円
2階建てで延べ床35坪の家は4人家族に丁度良い大きさとして近頃人気みたいですね。
こちらは34.16坪と35坪にはちょっと足りないですが3LDKのi-cubeの参考間取りです。
出典:一条工務店 公式サイト i-cube Plan3 南玄関プラン
一条工務店でこの様な間取りの家を建てる場合坪単価はいくら位になるのか気になり調べてみました。
i-smartで延べ床面積35坪の2階建てを新築された方の情報では総額が2920万円(太陽光発電除く)だったとの事。
上記の総額から実質的な坪単価を計算してみました。
2920万円÷35坪=83.4万円となりました。
搭載した太陽光発電システムが310万円という事なのでそれを含めると1坪あたり92.2万円。
差額にすると8.8万円程になります。
太陽光発電を付けると随分坪単価がアップしますね。
i-smartで新築される方は太陽光発電を付ける方が7割を超えると言われています。
その理由の一つとしてはZEHの補助金がもらえる事も起因していると思います。
2019年度の補助金額はZEHは70万円・ZEH+は115万円でした。
更に太陽熱温水器などを備えたZEH+Rですと1戸当たりの補助額は125万円です。
i-smartは特別な仕様にしなくてもZEH基準をクリアする性能を備えています。
その為、折角ならZEH申請し補助金を受け取りたいとお考えの方が多いようですね。
個人的には太陽光発電システムの導入は予算とのバランスを見て決めた方が良いと感じます。
太陽光発電は高額な設備ですからしっかりとシュミレーションをして導入する・しないを決める事をおすすめします。
i-smartで40坪の家。坪単価は90万円~?高くなる理由は
一条工務店で40坪の家を建てたい!その坪単価はいくらになるの?
現在日本全国で新築される家の平均的な大きさは延べ床面積が40坪前後と言われています。
こちらはi-smartの参考間取りに掲載されている延べ床面積40.58坪・4LDKの家。
出典:一条工務店 公式サイト i-smart Plan8 玄関プラン
4人家族+客間の間取りが実現できてゆとりを感じますね。
この様な間取りの家を実際にi-smartで新築するとしたら坪単価がいくら位になるのか調べてみました。
i-smartで延床面積が40坪の2階建てを新築された方の情報では総額3660万円(太陽光発電除く)だったそうです。
総額から坪単価を割り出すと91.7万円となりました。
このお宅はオプションを沢山付けられたそうなので太陽光発電抜きでも90万円を超える坪単価となって居ます。
坪単価が高額になってしまった原因としてあげられているのが地盤改良代が110万円もかかったことだそう。
他のi-smartオーナーさん達も地盤改良にお金が掛かったと仰っていますね。
地盤改良で100万円以上かかるのは特別な事ではありません。
地震が起きた時に引き起こされる地盤の液状化現象はピンポイントでおこる危険性が有ります。
その為、軟弱な地盤と診断されたら地盤改良は必須項目です。
地盤改良の方法にもよりますが相場から見ても一条工務店の地盤改良費は妥当な価格設定だと思いました。
地盤の固さ等は調査してみないと分からない事が多いので地盤改良が必要なのか怖いですよね。
ネット上で簡単に気になる箇所の地盤の固さを調べられるサービスが無料の物から有償まで多数有ります。
土地を新たに購入する場合はこういったサービスを利用し上手く予算に収める事を意識すると良いですね。
気になるスウェーデンハウスとの比較。断熱性は?坪単価は?
一条工務店の家は高気密・高断熱が有名ですよね。
特に人気商品のi-smart・i-cubeのモデルプランのC値(相当隙間面積)はなんと0.59㎠/㎡です。
これは延べ床面積45坪の家を建てた場合に家全体で出来た隙間がはがき1枚分しかないという事なんだそう。
そして高気密・高断熱の家のご本家と言えば輸入住宅のスウェーデンハウスです。
スウェーデンハウスのC値は0.65㎠/㎡との事。
(※上記の数値は実測平均値です。)
家の性能に高い関心を持つ施主は大体この2社で悩む事が多いと聞きます。
では、両者の坪単価を比較してみるといくら位差が有るのか調べてみました。
一条工務店の平均的な坪単価は55万円~75万円前後と言われています。
スウェーデンハウスの平均的な坪単価は80万円~100万円。
坪単価で25万円の差が出ました。
延べ床面積40坪の家を2社で建てたと仮定し建築費を計算してみます。
- 一条工務店:2200万円~3000万円。
- スウェーデンハウス:3200万円~4000万円。
建築費を計算すると1000万円の差が出来てしまいます。
価格と機能性重視の場合は一条工務店に軍配が上がります。
しかしながらスウェーデンハウスのデザイン性や顧客満足度の高さは定評があります。
一概に「高い!」と突っぱねられない気がします。
1000万円の差がどこにあるのか両社のモデルハウスや見積もりで比較してみると良いでしょうね。
グッドデザイン賞を受賞した免震システムがスゴイ!気になる坪単価は?
日本は度々大地震に見舞われる地震大国です。
特に今後は南海トラフ等巨大地震が予想されていて東京や東海地方に甚大な被害が及ぶと言われています。
一条工務店の本拠地は静岡県浜松市です。
その為創業当時から家の耐震性や免震にも拘ってきました。
耐震と免震、この二つはよく聞くキーワードですがどう違うか素人にはイマイチピンときません。
耐震=地震に耐えうる頑丈な家。
免震=建物と地面を絶縁し家に揺れを伝えない事なんだそうです。
一条工務店は2000年4月から住宅につけられるオプションとして「一条ハイブリッド免震住宅」を販売しています。
「一条ハイブリッド免震住宅」とは?:スライダーと積層ゴムを用いた免震技術です。
2010年にはグッドデザイン賞を受賞しています。
出典:GOOD DESIGN AWARD 公式サイト 2010年度グッドデザイン賞受賞 免震住宅 [一条ハイブリッド免震住宅]
システム導入の為に掛かる費用の坪単価は13万6500円~14万7000円。
例えば1Fの面積が20坪の家と仮定してこの免震システムを導入する場合、273万円~294万円かかります。
この免震システムについては価格が高いので導入を見送る方が多いみたいですね。
しかし実際に免震システムを導入された方のお話では東日本大震災の時に震度6強の地域でも食器一つ割れなかったとの事。
その方のご近所の家では食器や冷蔵庫の中身が全部出てしまったらしいので効果抜群だったようです。
いつ起こるか分からない地震の為に新車1台分相当の費用を掛ける決断ができるか大いに悩みそう。
個人的にはもう少し導入費用が安く抑えられると嬉しいなと思いました。
【まとめ】他を圧倒する脅威のコストパフォーマンス!お値段以上の品質が人気の秘密
大々的にTVCMをしていないのに順調に新築販売数を伸ばし続けている一条工務店。
一条工務店の家は性能的に他の追随を許さない驚異の数値をたたき出しています。
商品にもよりますが坪単価は1坪あたり55万円~75万円。
実際には、太陽光発電を導入したり人気のオプションを付けると坪90万円~100万円近くになるお宅が多いようです。
数ある住宅メーカーの中ではミドルクラスに位置する価格設定です。
他の大手住宅メーカーで同じようなスペックの家を建てるとなると坪100万ではきかないのでは?と推察しています。
有名メーカーの家よりもはるかに高性能でなおかつお安く建築出来る事が一条工務店の人気の理由だと感じました。
一方で一条工務店は坪単価の価格の見直し(値上げ)を頻繁に行っている事が知られています。
その為仮契約と言う形で手付金100万円を支払った時点の坪単価が反映されるというシステムが存在しています。
この仮契約は「解約する場合は返金します」と言われても全額返金と言うワケではなさそうなので要注意。
設計料や解約手数料等の名目であれこれ差し引かれた金額しか戻ってこなかったという事例が報告されています。
仮と言えども契約ですので双方の責任が伴います。
「やっぱりやめた」と気軽に反故に出来ないと考えておいた方が得策です。
「来月値上げするから早めの契約を!」と営業さんにせかされ仮契約するのは大変危険です。
家は大きな買い物なので坪単価に惑わされず慎重に契約したいですね。