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コンパクトな敷地を効率的に使った二世帯住宅が評判!
https://www.hinokiya.jp/hinokiyastyle/style_twogene.php
ネット上の評判を見ていると桧家住宅の二世帯住宅はお馴染みのルーフバルコニー・青空リビングが有る物が好評です。
特に都会にお住まいの方にはコンパクトな敷地をフルに活用できる青空リビング付きの3階建てが魅力的なようです。
こちらは3階建ての二世帯住宅の参考プラン。
延べ床面積58.37坪 5LDK 3階建て
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大きな2世帯住宅ですが、各フロアの床面積は1F21.75坪・2F21.12坪・3F15.50坪とコンパクトに抑えられています。
2Fが子世帯の寝室とお風呂でトイレは2Fには無く3Fなので出来れば各フロアにトイレが欲しいと思いました。
青空リビングに面した3FをLDKにして明るく広々とした空間を作っているのが良いですね。
親世帯が暮らす1Fには将来的に車いす生活になっても大丈夫なような間取りになっています。
寝室に隣接した水回りと広いホールや回遊できる動線を確保しています。
そして和室にはミニキッチンと掘りごたつを備えています。
これなら簡単な朝ご飯やお昼ご飯・お茶等は気ままに取る事が出来ますね。
ホームエレベーターも完備しているので3FのLDKまで楽々移動できます。
足腰に不安が有るご両親も安心ですし重い荷物を運ぶのにも便利。
将来親が亡くなってしまった後の1Fはお店やサロンにして有効活用できます。
将来を見越した間取りが特徴
親と同居する事になった時、家を新築しようと考える方が多いのではないでしょうか。
生活パターンが違う世代が集まって住むのは結構大変です。
特に音の問題が大きく間取りも気を使わなければいけませんね。
都心で建てる場合は敷地がコンパクトな事も多く3階建てにして居住スペースを確保する事が多いと思います。
桧家住宅の二世帯同居を想定したプランを見てみると「融合二世帯」「共有二世帯」「分離二世帯」「別棟二世帯」の4タイプが有ります。
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桧家住宅の社長のブログ記事に二世帯住宅についての記事が有りました。
社長のおすすめは親世帯が他界した後に家を処分しやすい別棟二世帯だそう。
確かに少子高齢化で空き家が増加する一方の日本では大きな家が処分しきれない事態が急増しています。
我が家も6人家族で住んでいた田舎の家を売却するのにとても苦労しました。
大型の二世帯故なかなか買い手がつかず売りに出して1年程掛かってようやく売却出来ました。
売却した価格は査定の半値程になってしまいましたが売れて良かったと心底ホッとしたのを覚えています。
立地条件が良く単世帯用の家なら売却も可能ですし賃貸にも出せるでしょうね。
別棟二世帯に関しては予め敷地の分筆をしっかりしておかないといけないような気がしますがどうなんでしょうか。
建築費も嵩みそうなので理想通り先を見越した選択が出来るかどうかが問題ですね。
価格の目安は、建物だけで4,000万円
二世帯住宅を建築する際に一体どれ位の建築費が掛かるのか心配になりますね。
ネット上ではカタログに記載されていた本体価格と見積もりを取った際に書かれていた建築費がかけ離れていてびっくりしたという意見も有ります。
これは桧家住宅に限らずどこの住宅メーカーでも同じ現象が起こっています。
桧家住宅の平均的な坪単価は40万円~60万円までと20万円の幅が有ります。
二世帯住宅はお風呂やキッチン等の設備が二世帯分必要な為割高です。
家の形態によっても違い平屋や3階建てだと建築費が高くなると言われています。
実際に3階建ての二世帯住宅を新築された方の情報では坪単価が約64万円だったとの事。
1坪あたり64万円と言うとローコスト住宅ではない価格ですね。
桧家住宅の坪単価は住宅メーカーの中では中程度で木造住宅を得意とする住宅メーカーに多い価格帯です。
人気の青空リビングが付いた3階建て5LDKの二世帯住宅。
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こちらの参考プランで計算してみます。
延べ床面積58.37坪×坪単価64万円=3735.68万円です。
約3736万円が本体価格です。
※こちらは諸経費は含まない価格ですのでご了承ください。
実際に見積もりを取った方の話では付帯工事費が約280万円だったという事ですので家だけで4000万円程掛かります。
手頃な価格で二世帯住宅を建築するには家の形状や共有する設備の見直し等を考慮したほうが良さそうです。
介護をしている私が選んだ二世帯住宅の間取りはコレ
本格的な二世帯住宅を予め作っておくのは予算の問題でちょっと難しいなと思う方も多いと思います。
でも親の介護は遅かれ早かれ浮上して来る問題です。
かく言う私も足の不自由な父を介護して今年で11年目に入り、家の間取り次第で介護の負担が減るのでは?と常々感じています。
そんな観点から親御さんが1人になってしまった時に急に同居を決めても大丈夫な間取りを探してみました。
こちらは上毛新聞高崎マイホームプラザ太田住宅公園・桧家住宅モデルハウスの間取りです。
延べ床面積:54.82坪・1F:32.43坪・2F:22.40坪。
http://112.78.211.239/myhomeplaza/html/source/shokai/takasaki_park/hinokiya/index.html
※現在桧家住宅公式HPにはこの間取りの家が掲載されておらず新しいタイプのモデルハウスになっているようですのでご了承ください。
親御さんの寝室にするのは1Fの8.77帖の和室です。
LDKと少し距離が有る事で親御さんのプライバシーを確保できます。
廊下は幅にゆとりが有るので手すりを付けたり車椅子になったとしても大丈夫そう。
特にこの家の良い所は玄関脇のビルトインガレージです。
雨に濡れずに車に乗り降りできるのでお年寄りにも便利です。
この様な間取りの家は予め建具を介護対応の物にしたりシステムバスの戸を3枚引き戸にしておくだけでいつ親御さんと同居する事になっても大丈夫な仕様になります。
将来的に本格的な介護が必要になった場合は和室を洋室へ・出入り口のドアを3枚引き戸に・収納をトイレに改修すれば立派な介護部屋になりますね。
こちらは介護に便利なDAIKENの引きドア。
https://www.daiken.jp/product/detail/door/17100221.html
こちらは扉部分の段差を解消できるTOTOの段差解消スロープ。
https://jp.toto.com/products/ud/toilet/
この間取りは増築等の大がかりなリフォームをしなくてもお年寄りが快適に住めますし同居を決めた子世帯の負担も少ないので良いなと思います。
将来のことよりも、今現在の使いやすさが大事
桧家住宅の二世帯住宅は将来的に賃貸に出せるという事がコンセプトに盛り込まれていると感じます。
都会でも空き家率が年々高くなり家の処分が出来ずに困る人が増えていますね。
我が家の周辺も田舎の別荘地故に廃屋になってしまった空き家が大半を占めています。
その為先を見越した桧家住宅の家作りは是非参考にしたいところです。
二世帯住宅を計画する際の注意点としては先を見越しすぎていないかどうかです。
賃貸用の間取りにし過ぎて今現在の自分たちが使い辛い間取りになってしまう事は本末転倒です。
公式HPに掲載されているおすすめプランを見てみます。
延べ床面積60.50坪・6LDK+小屋裏収納付き
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基本的な設備や玄関が完全に分離できる間取りで親世帯が亡くなってしまった後に賃貸に出せるような造りです。
1Fにあるアクセスポイントは賃貸時にリフォームして塞げば大丈夫ですし、玄関が離れているのでプライバシーも確保できますね。
小屋裏収納もそれぞれ有りますから貸し出す時のアピールポイントにもなりそう。
ただ1点、親世帯を想定した側(ピンク色)の生活スペースが1Fと2Fでばらばらになっているのが気になります。
出来ればブルーに色付けされた子世帯側のように寝室と水回りが1Fに有ると良いですね。
お年寄りはワンフロアで全て生活が完結する事が重要だと思うのでもう少し配慮して欲しかったなと感じました。
【まとめ】コンパクトでもゆったり暮らせる二世帯住宅
東京を中心に展開している桧家住宅。
敷地がコンパクトでもゆとりの有る居住スペースを確保できる3階建て・青空リビング付きの二世帯住宅がとても人気です。
モデルハウスに出かけた方の大半が青空リビングの虜になってしまうようです。
ネット上では青空リビングを絶賛している方が多くビックリしました。
都会で暮らしていても人目を気にせず屋外を楽しめるなんてとても贅沢な事だからでしょうね。
桧家住宅は親御さんが他界した後に空いたスペースを賃貸にできる二世帯住宅や売却可能な別棟二世帯も提案しています。
別棟二世帯の間取りも見てみたかったのですが残念ながら見られませんでした。
この様な形態の家は立地の良い都会ならではの工夫で先進的な考えだなと感じます。
そして延べ床面積が大き過ぎない二世帯住宅も桧家住宅の特徴ですね。
田舎暮らしをしている私でさえ大きな家は負担だと感じています。
大きな家は掃除や光熱費等も大変でそれに加え定期的なメンテナンス費用も沢山かかります。
少子高齢化の日本では大きな家はマッチし辛くなっていますね。
桧家住宅が建てる二世帯住宅はそんな時代の流れを読んで提案しているんだなと強く感じました。