アキュラホームの床暖房:オプションだけど欲しい。家族を包み込むぬくもり

予算あるなら取り入れたい!床暖房の魅力

アキュラホームの実例「真夏の光熱費3000円。発電するシックな黒い家」

http://www.aqura.co.jp/usersvoice/area/area_2/detail/file053/

冷え性の方にとって冷たく硬いフローリングは冬の寒さが身に染みますね。

家を建てる時、床暖房は出来れば付けてみたいと思う設備の一つではないでしょうか。

アキュラホームでは高気密・高断熱の家を打ち出しているので相性の良い床暖房を付けたら快適な住まいになりそうです。

公式HPの実例に床暖房を絶対付けたいというオーナーの希望を叶えたお宅がありました。

アキュラホームの実例 アルコーブ窓が印象的なシンプルモダンの家。

アキュラホームの実例 アルコーブ窓が印象的なシンプルモダンの家。リビング

http://www.aqura.co.jp/usersvoice/price/price_1/detail/file010/

こちらは底冷えする京都にあるお宅ですが大きな吹き抜けでも床暖房で快適なんだそう。

アキュラホームの実例 築80年を建替。「京都の街並にとけ込む和モダンの家」

http://www.aqura.co.jp/usersvoice/prejudice/prejudice_3/detail/file003/

いいですね私も床暖房欲しいです。

友人の家にも床暖房が付いていて真冬でも家の中では裸足という快適さに驚いた事が有ります。

床暖房の暖かさは風を巻き起こすことなく家全体をじんわりと包み込むような快適さなんですよね。

そのお宅は奥様が極度の冷え性で温暖な地域に建つ家でしたが寒冷地さながらのトリプルサッシ+全館床暖房の重装備でした。

ここまでの重装備が必要かどうかは地域の差はあると思います。

リビングの他に冷えが気になるキッチン・脱衣所・トイレなど水回りなんかは床暖房を入れたい場所です。

やはり予算が許せば取り入れてみたい設備ですね。

床材はどんなものが良いか

アキュラホーム公式HPでは床暖房を付けているお宅の実例が4軒ほど掲載されています。

残念ながら床暖房の床材については詳しい説明がありませんでした。

アキュラホームではあまり積極的に床暖房をおすすめしていないのかもしれないなという印象を受けます。

床暖房はオプション扱いで対応してくれるのでしょうね。

床暖房を設置したい場合どのような床材が良いかを考えてみました。

フローリングの素材である木は熱や乾燥の影響を受けやすく伸縮する性質が有ります。

その為乾燥して板が反り返ったり亀裂が出来たりと色々と問題が出てきます。

そのような問題を解消するために通常床暖房に対応した合板フローリングという専用の物を使用します。

建材を扱うメーカーのオンラインショップを見てみるとありとあらゆる床暖房対応のフローリングが販売されています。

超幅広フローリング

総合建材のADVAN 「フューチャーオーク 」

https://www.advan.co.jp/eshop/category/824

防音機能の付いた床材

総合建材のADVAN「アドロイズ・サイレント0.3 」

https://www.advan.co.jp/eshop/category/552

これらの床材をアキュラホームで使えるかはわかりませんがバリエーション豊かでどんなイメージの家にも対応でき夢が広がります。

床暖房を希望している場合、打ち合わせ段階で実際どのような床材が使えるのか確認してみた方が良さそうですね。

諦めたくない!高級感あふれる無垢の床材

無垢の床材って踏み心地が柔らかく高級感も有って素敵ですね。

床材に拘ると無垢が良いかそれともお手入れ簡単な合板フローリングが良いのかと迷う方も多いと思います。

そして床暖房を検討している場合は、木の性質上無垢の床材は除外されることが多いですね。

残念ながらアキュラホーム公式HPでは床暖房にどのような床材を使用しているのか詳しく確認できませんでした。

近頃は様々なメーカーから床暖房に対応した無垢の床材が登場しています。

こちらは木材を中心とした建材メーカーのフローリングです。

WOODONE「床暖房対応フローリング」

https://www.woodone.co.jp/product/flooring/floorheating/

無垢材でも傷や汚れに強い物が出ているんですね。

車椅子にも対応している物が有り驚きました。

こちらは別の会社の床暖房対応無垢フローリングです。

SANWA COMPANY「ソッティ ウォールナット」

https://www.sanwacompany.co.jp/shop/p/FL11841/

淡い色から濃い色まで様々な色があります。

最近の傾向ではウォールナットの様な濃い色の床材が人気のようです。

今時の進化した床暖房対応無垢材フローリングならば不便無く取り入れられそうですね。

アキュラホームではオプション費用が掛かると思いますがこの様な床材が使用できるか打診する価値は有りそうです。

メンテナンスは思ったよりも大変ではない

床暖房を導入しようと思うと気になるのはランニングコストは勿論メンテナンスの事も重要ではないでしょうか。

アキュラホームの公式HPでは床暖房についての情報が極端に少ないのでなんとも言えません。

床暖房は大まかに「電気式床暖房」と「温水式床暖房」の2種類あります。

メンテナンスの違いを比較したサイトによりますと電気式・温水式どちらも基本的には日々のメンテナンスはいらないとのこと。

大がかりなメンテナンスは熱源機の故障が無ければさほど要らないみたいですね。

強いてあげると電気式は床材と一体化している物の場合、床材に経年劣化で傷が出来たりすると床材ごと取り換える事。

寒冷地で温水式を使用している場合は10年に1度不凍液の交換をする事と書かれています。

これらの場合は個人で修理や補修はできませんのでやはり業者さんを呼んで直してもらう事になりそうです。

アキュラホームのアフターフォローがこういう場面で活かされると良いのですが実際はどうなんでしょうね。

「永代家守り」というアフターフォローを打ち出しているのでメンテナンスもしてくれるのでは?と期待しています。

床暖房は憧れの設備ですがメンテナンスや修繕にかかる費用等を計画段階からしっかり意識しておくことが大切だと思いました。

電気代は高め。コタツのほうが堅実かも?

床暖房を付けると実際どれ位の電気代がかかるのか気になっている方が多いと思います。

アキュラホームで採用されている床暖房がどのタイプか分かりませんでしたので一般的な電気式・温水式の床暖房の電気代を調べてみました。

大手家電メーカーによりますと

電気式の床暖房の1か月の電気代

  • 6帖:約1800円~3900円
  • 8帖:約2800円~6800円
  • 10帖・12帖:約3900円~8500円
  • 16帖:約5200円~11500円

ヒートポンプ温水式の床暖房の1か月の電気代

  • 8帖:約2800円
  • 10帖:約3900円
  • 12帖:約4900円
  • 16帖:約6500円

と床暖房のみでこの様な電気代がかかります。

これらの金額を見ると電気式よりも温水式の方がランニングコストが安いですね。

安いと言っても16帖で最低でも6500円は床暖房の電気代がかかってしまうという事です。

私はこの電気代、結構高いなという印象を持ちましたがいかがでしょうか。

床暖房はずっと入れっ放しの方が消費電力が少ないとも聞きますね。

老人が多い我が家の様な人がずっと家にいるような生活形態ならば床暖房はマッチしていると思います。

夫婦共働きで在宅時間が短いなら他の暖房機の方が良いかもしれません。

現時点で暖房機の中で電気代が安い物と言えば最新型のエアコンの他に意外にもこたつなんだそうです。

電気代を考えると床暖房を諦めて電気カーペットやこたつ+最新エアコンの組み合わせの方が良いかもしれません。

床暖房へのこだわりはお財布とよくよく相談してから決めなければいけませんね。

【まとめ】アキュラホームで建てる意味は?予算重視なら他社も含めてじっくり検討

床暖房を付けるか付けないか考えてみました。

私ならアキュラホームで建てる場合、なるべく予算内で納めたいのでオプション扱いになる床暖房を諦めざるを得ないなと感じています。

アキュラホームは適正価格を売りにしている住宅メーカーです。

資材を一括購入してコストを抑えているので標準仕様の設備や資材に制限が有るのは確かです。

あれこれ拘り始めてしまうとオプションばかりになって適正価格や予算からはかけ離れてしまいます。

とはいえ私にとって床暖房は憧れの設備なので簡単に諦められるかは正直分かりません。

床暖房は家全体を温め火傷の危険が無い老人や小さなお子さんにも優しい暖房設備です。

我が家は老人と中年が暮らすシニア家族なのでヒートショックや火災の心配の無い床暖房には大きな魅力を感じています。

床暖房の電気代を考えるといっそのこと太陽光発電も一緒に搭載すればストレスなく暮らせるのではないかと思ったりもします。

床暖房+太陽光の設備費がかかり費用が膨らんで予算オーバーになるのは簡単に予測出来るのでとても悩ましい問題です。

どうしても床暖房は諦めきれないらなら高気密高断熱+全館床暖房を売りにしている他の住宅メーカーを検討するのも良いかも。

アキュラホームで床暖房を導入する際は建築費だけではなくランニングコストのシュミレーションもしてもらえるとイメージがつかめるかもしれませんね。