アキュラホームの住み心地のいい家 :コスパが評判!長所はココイエに継承

住み心地のいい家は企業努力の結晶

アキュラホーム「 ココイエ(Coco-ie)」

http://www.aqura.co.jp/product/optis/

5年程前にアキュラホームで売り出されていた「住み心地のいい家」は現在の公式HPでは見当たりません。

当時の評判は上々で主力商品の「オプティス」と言う商品を改善したものだと言われています。

アキュラホーム オプティス

http://www.aqura.co.jp/optislp_4/

低価格なのにデザイナーによる設計をしたり自由度が高く3階建てや平屋までカバーしていたことが人気の理由だったようですね。

「住み心地のいい家」のコンセプトは、家守り・家事軽減・資産価値・環境・安心安全の5つの柱からなっています。

アキュラホームの資料によりますと「住み心地のいい家」の販売価格は32.31坪で本体価格1473万円(税込)~でした。

この価格で耐震等級3(最高等級)を獲得・断熱材の見直し・全窓にLow-eペアガラスを採用・節水型のトイレやエコジョーズを入れたりと標準装備をグレードアップさせています。

改善を重ね100万円以上もコストダウンを実現したんだとか。

相当な力を入れ住み心地のいい家を作り企業努力をしたんだなと感じます。

その甲斐あって当時の販売業績も良く高評価を得ていたようですね。

現在はcoco‐ie(ココイエ)と銘打ちアキュラホームの家全体を支えるコンセプトとして継承され様々な商品を展開しています。

見た目と中身のギャップが魅力

以前アキュラホームが売り出していた「住み心地のいい家」の特徴は徹底的なコストダウンと標準装備のグレードアップを実現した画期的な所が特徴です。

以前の商品ではオプション扱いだったような物を住み心地のいい家では標準装備している所も良い点だと思いました。

住み心地のいい家 標準装備の代表的な物

  • タンク有りトイレからタンクが壁に埋め込まれているトイレに変更
  • 靴箱をやめて玄関に天井までの扉を付け大型収納にする

・・・等々地味ですが使いやすそうな工夫が随所にされています。

しかしいくら標準品がグレードアップしても建材等は一括仕入れの為デザイン的には無難な物が多いのは否めません。

パッと見以前との違いが分かりにくいところが少しばかり惜しいかなと感じました。

住み心地のいい家は見た目は普通だけど値段の割にスペックが良いというのが特徴と言えば特徴でしょうね。

デザイナーに要望し自由に設計できるとは言ってもやはり気に入った物や個性的な物はオプション扱いになってしまいます。

この流れは現在のCoco-ieでも見られる傾向で個性的な家やこだわりを実現したい場合は予算とのバランスのとり方が難しいと思います。

プレミアム仕様は超リッチ!

アキュラホームは企画商品でデザイナー仕様のおしゃれな家や高級なラインの商品を売り出していますね。

以前販売されていた商品「住み心地のいい家」にもプレミアムというグレードの家が存在しているようです。

町田市にある住宅展示場のアキュラホームモデルハウスが住み心地のいい家のプレミアム仕様です。

町田森野住宅公園 アキュラホーム

アキュラホーム町田森野展示場(町田森野住宅公園内)

http://www.aqura.co.jp/exhibition/tokyo/machidamorino/madori/

モデルハウスなので延べ床面積が75坪のまさにプレミアムでゴージャスな豪邸です。

アウトドアリビングと呼ばれるタイル張りの空間

アキュラホーム町田森野展示場(町田森野住宅公園内) アウトドアリビング

http://www.aqura.co.jp/exhibition/tokyo/machidamorino/gallery/1950/

ママステーション

ママステーションと名付けられている家事スペースはとても素敵です。

アキュラホーム町田森野展示場(町田森野住宅公園内) ママステーション

http://www.aqura.co.jp/exhibition/tokyo/machidamorino/gallery/1951/

坪単価が高すぎたのでしょうか実際にプレミアム仕様で建てられた方の情報が無いので坪いくらで出来るのかは不明です。

掲載されている写真や間取りを見る限り通常の「住み心地のいい家」と比べ格段に贅沢な造りになっているのは間違いないですね。

モデルハウスなので一度足を運んでどんな部材を使っているのかじっくり見てみたいです。

プレミアム仕様の家はきっと坪単価もでハイクラスで大手高級ハウスメーカーの価格とさほど変わりが無いのでは?と推察しています。

気づけば予算オーバー。価格マジックにご用心

アキュラホームで販売されていた住み心地のいい家はお手頃価格で自由度が高いと大変評判の良い商品でした。

この商品は様々なコストカットを敢行し、なおかつ家守り等のサービス・耐震性・標準品のグレード等を向上させ消費者のニーズにマッチした商品だったようです。

現在は住み心地のいい家という商品は無く同じコンセプトを引き継いだcoco-ie(ココイエ)として様々なプランの家を売り出しています。

SUUMO アキュラホーム「ココイエ」

https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_aqura/shohin/sc_015/

住み心地のいい家も含めアキュラホームで家を計画する時の注意点としてはHP等で記載されている価格はあくまで家本体のみの値段だという事。

様々な諸経費を含めると必ず値段が上がってしまいますので予算オーバーに注意しましょう。

とはいえネット上では「標準品ばかり選ぶと必ず建売とそっくりな家になる」とかなり辛口の意見もありました。

予算にとらわれ過ぎると折角の自由設計・注文住宅の醍醐味が味わえない恐れが有るという事でしょうね。

これはなにもアキュラホームに限ったことでは無く他の住宅メーカーや工務店などに依頼しても一緒です。

家造りは拘り過ぎれば予算オーバー・無難にし過ぎると無個性な家になる事を覚えておきましょう。

【まとめ】シンプルか?ゴージャスか?予算に合わせてカスタマイズ

アキュラホームの人気商品だった住み心地のいい家は現在販売されていないプランです。

公式HPではcoco‐ieとしてコンセプトを引き継ぎ女性目線でプランニングされた使い勝手の良い間取りやデザイナーが設計したおしゃれな家まで幅広くラインナップしています。

平屋はアキュラホームでも沢山建築されているようでこじんまりした可愛らしい家や大邸宅等の実例が有ります。

アキュラホーム お客様を迎えるための平屋。10kWの大容量太陽光発電で環境にも家計にも優しく

アキュラホーム お客様を迎えるための平屋。外観

http://www.aqura.co.jp/usersvoice/prejudice/prejudice_18/detail/file077/

平屋の大邸宅

アキュラホーム 発電する大屋根が美しい、和モダンの平屋住宅。

http://www.aqura.co.jp/usersvoice/prejudice/prejudice_18/detail/file054/

我が家は4匹の猫と老人3人+中年1人と言う家族構成です。

理想の間取り妄想するのが大好きなのであれこれ考えるとドンドン大きな家になっていきます。

実際の所、メンバーはものぐさ人間ばかりなのでお手入れ簡単で掃除する面積が少ない小さな家で十分なのです。

標準装備が充実している住み心地のいい家ならわがままを言わなければ安くて良い家が出来るのではないかな?と思います。

予算に余裕が有ったら窓を気密性の高い樹脂サッシにしたり断熱材をグレードの高い物にしたり見えないところにお金を使った方が良いと考えています。

最新型の大がかりな設備は入れずアナログで。

理由は住む人間がアナログばかりなので最新設備を使いこなせないのは目に見えているからです。

アキュラホームで質実剛健なシンプルハウスを建ててみたいなと思います。