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安さを取るか?自由度を取るか?間取りで葛藤する人多し!
ローコストを謳っている住宅メーカーの中でも「特に安い」という存在感を放つアイダ設計の家。
注文住宅がその価格で手に入るの?と驚きの値段を打ち出してます。
アイダ設計の注文住宅は価格を抑えたい場合、どうやら完全なる自由設計とはいかないようです。
確かに勝手気ままに施主の思い通りの間取りを実現しようと思うとどんな住宅メーカーでも価格的には上昇してしまいます。
アイダ設計の一番の魅力は価格の安さです。
なので予算重視の方の注意点としてはアイダ設計が提案する間取りをアレンジせずにそのまま採用する事が大事です。
理由は無駄のない間取りが重要だからです。
アイダ設計の参考の間取りが見られるプラン集を見ても普通というか無難な物が多いです。
正直「この間取り素敵」というワクワク感は有りません。
しかし無難さが建築費を安く抑える工夫なんですよね。
凹凸の少ない間取りは外壁や屋根に複雑さが無いので材料費や建築費も抑えられます。
屋根の形がシンプルだと雨仕舞がしやすく雨漏りしにくいメリットも有るんです。
コストを優先させるかそれともおしゃれな間取りを実現するか。
施主にとって何とも悩ましい問題です。
提案される間取りが気に入らなければ他の住宅メーカーも候補に入れた方が良いかもしれません。
1LDKはおひとり様向け。夫婦なら「可変性」が欲しい
単身者や仲良し2人暮らしならこじんまりした1LDKの家でも良いかな?とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。
かく言う私もシンプルで小さな家が一番の理想です。
大きな家はお掃除もメンテナンスも大変ですし少子高齢化の影響か手放す時の買い手が付きにくくなっています。
アイダ設計のプラン集にも1LDKの家が2パターン掲載されていました。
延べ床面積:12.2坪の平屋の間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 平屋間取りプラン集 1LDKの間取り例
この間取りはこじんまりしたご隠居さんの離れと言うイメージです。
2人になるとこの間取りと延べ床面積ではどうしても狭さを感じてしまいそう。
素人なりに考えてみますと1LKDの間取りの家を建てる場合は沢山工夫が必要だと思います。
先日購入したインテリア雑誌に定年退職をされたシニアのご夫婦が建てた素敵なお宅が掲載されていました。
なんとそのお宅は個室さえないワンルームなんです。
お風呂もトイレもキッチンも皆開放的。
勿論寝室もフルオープンです。
上手に空間を使い見えそうで見えない絶妙なゾーニングの家で住み心地はすこぶる良いとの事。
自慢のお庭が室内のどこからでも眺められるようカーテンもあえて掛けていません。
とても潔い間取りで度肝を抜かれました。
ここまで突き抜けた間取りの家を建てるには相当の勇気が必要です。
けれどゆとりを感じる間取りなので将来的に介護が必要になった場合でも容易に改修が出来そうなのもポイントが高いと思いました。
1LDKの家を建築するならライフスタイルや家族構成の変化を見越した可変性のある間取りにする事が大切なのかもしれません。
1LDKは単身にはちょうど良いがファミリー世帯には手狭になりやすい
1LDKというと単身者向けのアパートやマンションによくある間取りですね。
一人暮らしなら1LDKで十分かもしれません。
戸建の場合、1LDKの間取りのメリットは平屋ならばワンフロアで生活出来る事が一番です。
アイダ設計のプラン集に掲載されている和室付きの1LDKの間取りがこちら。
延べ床面積:15.05坪、和室付き1LDKの間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 平屋間取りプラン集 和室付き1LDKの間取り例
しっかりとプライベートが分けられた昔ながらの間取りです。
敷地が広い場合はこの様な離れを建てるのも良いですね。
こちらはアイダ設計の家ではありませんが1LDKの平屋の間取りです。
延べ床面積:16.6坪 1LDKの平屋の間取り
出典:パワーホーム 公式サイト 平屋建て1LDKの間取り詳細
この間取りですと10帖の洋室を2つに区切ることが出来ます。
2階建てのメリットは狭小地の1LDKでもある程度部屋の広さを確保できる事ですね。
こちらは京都の町家の間取り。
2階建て1LDK・延べ床面積:17.5坪の間取り
出典:京都賃貸Five 西院店 公式サイト「囲」 栄町京町家の物件
2Fの部屋は10帖有るので広々使えます。
1LDKのデメリットとしては個室が少ないので1人~2人暮らし用の間取りだという事です。
3人家族の場合はお子さんが小さいうちなら個室が無くても良いですが成長と共に必要になってきます。
アイダ設計で1LDKの家を建てる場合、将来的に間取りの変更が効くように事前に要望しておくことをおすすめします。
2LDKはニーズの高い間取り。夫婦の「終の棲家」としても人気
2LDKは2人~3人の少人数の家族が暮らす間取りですね。
平屋なら定年退職をされたシニア世代が終の棲家として建てる家のイメージ。
2階建て・3階建てですと都会に暮らす若いご夫婦が建てるイメージが強くなります。
アイダ設計のプラン集にも平屋は4つ、2階建ては3つ、三階建ては1つのプランが提案されていました。
それ程2LDKの家の需要が多いんだなと感じます。
しかし本当に少人数で暮らしているから2つの部屋で足りるかというと実際のところはどうなんでしょう。
私が住んでいる地域は他県から退職後に移住される方が多い別荘地です。
シニアが好みそうな2LDKの平屋が沢山新築分譲されています。
一見コンパクトで機能的な2LDKの平屋なのですが何故か売れ行きがイマイチで何年も売れずに残っています。
おなじ2LDKでも真っ先に売れていくのは2LDK+S(納戸)やロフトの付いた家なのです。
やはり実際に生活していく上で来客時や物が増えた場合に備える予備室が欲しくなるんでしょうね。
2LDKの家を建てる際はそのような予備の空間も考えておくことがポイントだと思いました。
こちらはアイダ設計のプラン集に掲載されている平屋の間取りです。
延べ床面積:22.08坪・2LDK 平屋の間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 平屋間取プラン集 22.08坪2LDKの参考間取り図
10畳の和室に4畳分のウォークインクローゼットが備えてあるので荷物が増えても安心感が有ります。
こちらは都会のコンパクトな敷地に対応した3階建ての間取りです。
延べ床面積:28.86坪 3階建ての間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 3階建て間取プラン集 28.86坪 2LDKの参考間取り図
1Fにビルトインガレージと和室を備え2FにLDK・3Fの洋室は将来的に2つに仕切る事が出来ます。
この間取りだと急な2世帯同居にも対応できると思いました。
2LDKはコンパクトで暮らしやすいが”ゆとり”が少ない
私の様なずぼら人間から見ると2LDKの最大のメリットは無駄な部屋が無い分お掃除の手間が省ける事ですね。
コンパクトな住まいはそれだけ暮らしやすいと感じます。
しかしこのメリットはデメリットとも紙一重です。
家族の人数が増えると途端に部屋数や収納が足らなくなり困る事になるからです。
そのようなデメリットを解消するには予め間取りにゆとりを持たせておく事が大切です。
こちらはアイダ設計の家ではありませんが2LDKに階段で上る大きなフリースペースが付いている間取りです。
延べ床面積:29.5坪 2LDKの間取り
出典:NICE 公式サイト メザニン2.0(2階のある平屋建て) 2LDK+タタミコーナーの間取り詳細
1Fの畳コーナーは来客時の客間に転用可能です。
フリースペースは天井高がしっかりとられているので2階建て扱いの家です。
18.5帖も有るので2つに分割しお子さんの子供部屋に。
(この場合階段の出入り口の位置を考えなければいけませんが。)
1Fの洋間を子供部屋にして2Fに主寝室+納戸にしても良いですね。
新築当初は2LDKで家族が増えれば最大4LDKになる間取りです。
可動式収納家具を使い部屋を仕切ればお子さんが巣立ったら再び2LDKに戻す事も簡単です。
出典:ce-fit 公式サイト 製品情報 可動間仕切収納の機能と特徴 紹介ページ
アイダ設計でこの様な間取りが可能なのか営業さんに打診してみても良いですね。
3LDKは大人気の間取り!どんな家族構成にも都合が良い
3LDKの家は二人暮らしや4人家族にも対応できるアイダ設計でも人気の間取りなんだそう。
個室が3つ有れば2人暮らしの場合は1部屋は和室にして客間や予備室にしておいても良さそうです。
4人家族なら子供2人のそれぞれの個室と主寝室と言った具合ですね。
個人的には段差のない平屋が将来的に暮らしやすいと感じます。
2階建ての場合は1部屋は1Fに個室を設けておいた方が後々便利です。
年齢を重ねるとどうしても2階に上がるのが億劫になってしまうので1Fに寝る場所が有るというのは心強いと思います。
アイダ設計のプラン集に平屋の面白い間取りが掲載されていました。
こちらはリビング部分と個室が畳敷きの和風な平屋プランです。
延べ床面積:29.7坪 和風な平屋プランの間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 平屋間取プラン集 29.7坪3LDKの間取り例
古民家に有りそうな和室がずらりと並んだ間取り。
定年退職されたお父さんが田舎暮らしをする為に建てたくなるような家です。
この他に平屋はもう1つ・2階建てのプランは6個・3階建ては3個掲載されています。
延べ床面積:28.85坪・2階建て3LDKの間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 2階建て間取プラン集 28.853LDKの間取り例
この間取りですと1Fの8帖間を開放して広々と使って冬はこたつを入れても良いですよね。
昔ながらのオーソドックスさが良いなと感じます。
延べ床面積:21.32坪・3階建ての間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 3階建て間取プラン集 21.32坪 3LDKの間取り例
いわゆる狭小住宅の間取りです。
この間取りなら1Fにお風呂・トイレ・寝室が有るので親御さんと同居する事になったとしても大丈夫そう。
将来を見越した間取りが長く住まうポイントだと思います。
3LDK はメリットがデメリットを上回る間取り
3LDK の家の最大のメリットとしては個室がしっかり確保されている事です。
延べ床面積40.6坪の3LDKの間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 2階建て間取プラン集 40.6坪3LDKの間取り例
ビルトインガレージが便利な4人家族には過不足ない丁度良い大きさです。
1Fの小上がりのフリースペースを後々引き戸で仕切って寝室にしても良さそう。
2人暮らしですとコンパクトな平屋でも3LDKでは部屋が余ってしまうのでは?と思われる方もいらっしゃいますね。
しかしシニア以降の方はいくら夫婦仲が良くても寝室は別々の方が良いと考える方も多いのが実情です。
かく言う我が家も父と母(共に70代)の寝室は別なんですよ。
特に介護が必要になってくると寝室はなるべく別の方が良いなと実感しています。
そうでないと介護される側は勿論、介護する側の神経もすり減ります。
お互いの距離感を上手に保つ事が出来る間取りがいつまで続くか分からない介護生活を支えてくれます。
こちらはアイダ設計の家ではありませんが延べ床面積24坪の3LDKの間取り。
大きすぎず小さすぎずシニア世代にぴったりな大きさの家です。
出典:ACTUS LABO 公式サイト 平屋住宅 24坪 3LDK 新築プラン
素人的に3LDKの間取りのデメリットを考えたのですがこれと言って思い浮かびません。
強いて言うなら個室が増えると掃除が大変になる事位でしょうか。
2階建てや3階建ての場合は各階に掃除機(コンパクトな物で十分)やロボット掃除機を導入する等の工夫をすればお掃除も楽に出来ますね。
3LDKの間取りは需要が多い間取りです。
手放す時も売り易いのでデメリットよりはるかにメリットの方が大きいと感じます。
4LDKは「40坪」が成功しやすい広さ
4LDKは4人家族にピッタリの間取りです。
子供部屋2つに主寝室・客間(予備室)と言った作りが一般的です。
しかし4LDKの家と一言で言っても広さや部屋の配置でかなり使い勝手が違ってきます。
4LDKの間取りを考える時のポイントとしてはご自分のライフスタイルに合った広さと部屋の配置を知る事が大切です。
4人家族で暮らす家の理想的な広さは延べ床面積が約38坪と言われています。
実際に全国で新築されている住宅の面積を平均すると35坪~40坪です。
その為、目安として40坪前後で間取りを考えると失敗が少ない家が出来ると思います。
アイダ設計のプラン集にも4LDKの家の間取りが沢山掲載されています。
平屋は4個・2階建ては39個・3階建ては2個のプランが有りました。
2階建ての間取りから理想的な広さの40坪前後のプランに絞ると6プラン用意されています。
2階建て・4LDK・延べ床面積:40.3坪の間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 2階建て間取プラン集 40.3坪4LDKの間取り例
1FのLDKは24.5帖有りゆとりが感じられますね。
リビング部分が広いので家具の配置もスムーズに出来そう。
キッチン裏に洗面所やお風呂を配置して家事動線が良い間取りです。
2Fは将来的に子供部屋を分割出来るよう考えられています。
4LDK二階建て・延べ床面積:40.5坪の間取り
(※アイダ設計のサンプルではありません)
出典:納得スタイルホーム 公式サイト 間取りプラン「40坪 家事動線に優れた、サンルームのある間取り」
1Fキッチン横に設けられた3帖大のサンルームは今流行りのランドリールームに。
近年共働きのご家庭が多いのでこの様な工夫はとても嬉しいですね。
ご紹介した2つの間取りは同じような延べ床面積ですが個々の部屋の広さや配置で違った印象を持ちます。
それ程40坪の2階建てはアレンジが自在に出来るという事でしょう。
各部屋の広さを優先させるか、それとも機能を重視した家にするか。
じっくり考えてプランニングしてみたいですね。
4LDKは売りやすい。ただし家族構成の変化で部屋が余るかも?
4人家族に大人気の4LDKの家。
建売でも新築でも4LDKの間取りが主流だと感じます。
では4LDKの家のメリットとデメリットは何なのか素人なりに考えてみました。
4LDKの家のメリット
- 個室の数を確保してある為、後で部屋を増やす必要がない。
- 誰もが使いやすいと感じる間取りなので後々売却しやすい。
4LDKの家のデメリット
- 平屋だとどうしても広い敷地が必要になる。
- お子さんが巣立った後に部屋が余る。
とこんな感じで都会で新築する場合は2階建て・4LDKの家は使いやすく売却しやすいのでメリットが多いですね。
しかし地方ですと住み替えする事が容易にいかない場合は後々の事を考え間取りを作った方が良さそうです。
私も愛知の山奥・長野の山奥・静岡の海辺と田舎を渡り歩いてきましたが家の売却に苦戦しました。
ある程度敷地を確保出来るなら平屋がおすすめです。
平屋はシニアにも若い世代にも近年大人気なので売りやすいのではないかと思います。
アイダ設計のプラン集に掲載されている4LDKの平屋の間取り
延べ床面積:32.36坪。
出典:アイダ設計 公式サイト 平屋間取プラン集 32.36坪4LDKの間取り例
この間取りなら将来的に部屋が余った場合は洗面所の近くの畳の間を水に強い床材に変更しランドリールームにしても良いですね。
玄関脇の8.5帖の洋室を個別の贅沢なダイニングに変更し部屋数を減らす事も可能です。
家族構成が変わり一人暮らしになった場合の寝室はトイレ近くの6帖の洋室が便利ですね。
この様に使わない部屋をどう有効活用するかが家造りの成功を掴むカギになると思います。
5LDKは「広過ぎないこと」が住みやすさのカギ
5LDKの間取りから想定される家族構成は単純に夫婦+お子さん4人の6人家族。
そして夫婦+お子さんが3人+親御さんの7人家族でも使用できる間取りです。
1Fに1部屋・2Fに4部屋が一般的ですが1Fに2部屋・2Fに3部屋という間取りの家も有ります。
総じて言えるのは5LDKの間取りを考える時、それなりに大きな広い家になってしまうという事です。
平屋ですと敷地の確保が厳しくなりますし、2階建てでも1Fの床面積が広くなりがちです。
大きな家はメンテナンスや光熱費もかさむので程々の大きさに収める事がポイントとなります。
アイダ設計のプラン集にも5LDKの家が2階建ては8例(そのうちの1例は2世帯用プラン)ありました。
因みに平屋や3階建ての5LDKの間取りは提案されていません。
こちらはプラン集に掲載されていた2階建て・5LDKの間取りです。
- 1F床面積:28.1坪。
- 2F床面積:17.4坪。
- 延べ床面積:45.5坪の家です。
出典:アイダ設計 公式サイト 2階建て間取プラン集 45.5坪5LDKの間取り例
1Fに続き間で2つの和室が備えられています。
もしも親御さんとの同居が決まったらダイニングとの境の開口部を狭めてプライバシーを確保します。
玄関から直接出入り出来る和室は親御さんの寝室とします。
庭に面したもう一部屋は親世帯の居間に出来ますね。
本格的な2世帯住宅を作るにはハードルが高いとお考えの方におすすめの間取りです。
延べ床面積をコンパクトにしたい場合は各部屋の面積を小さく、LDKはゆったりという緩急をつけた間取りにすると良いなと感じます。
5LDKは部屋が余る可能性がある。将来を見据えた間取りを!
大家族にピッタリの5LDKの家。
5LDKの家のメリット・デメリットを考えてみます。
5LDKの間取りのメリット
- 部屋数が多いのでリフォームして部屋数を増やさなくても良い。
- 2世帯にも十分対応できる。
5LDKの間取りのデメリット
- 部屋を細かく区切られているので掃除が大変。
- 延べ床面積が大きくなりすぎる。
- お子さんが独立した後は部屋が余る。
- 売却時に売りにくい。
素人なりに考えるとこんな感じでしょうか。
日本は少子高齢化の波を受け将来的に若い人の人口が増えるという事は期待できないと個人的には感じています。
その観点から考えると部屋数は確保しつつ将来的に広すぎて困る事の無いように新築時に手を打っておくべきだと思います。
例えば5LDKでも延べ床面積が40坪までの程よい大きさにしておく事や部屋数を簡単に減らせる工夫を施す事です。
アイダ設計のプラン集にこの条件に合致した間取り図が有りました。
延べ床面積:40.1坪の5LDK2階建ての間取り
出典:アイダ設計 公式サイト 2階建て間取プラン集 40.1坪5LDKの間取り例
この間取りは5LDKとして掲載されていますが基本的に4LDKです。
2Fの子供部屋を仕切る事で5LDKになるんですね。
1Fの玄関→シューズクローク→パントリーそしてキッチンと流れるような動線も素敵です。
延べ床面積も程よく間取りも可変性が有るので良いなと感じます。
延べ床面積:40坪 2階建ての間取り
(※アイダ設計のプランではありません)
出典:納得スタイルホーム 公式サイト 「40坪 プライベートな庭と開閉できる吹き抜けの窓で風が吹き渡る間取り」
1Fに2部屋確保した間取り。
1Fの洗面室の脇に設けられたウォークインクローゼットが特徴でパジャマや下着等を収納しておけます。
この様な間取りはお子さんが小さい時から自分の着替えは自分で用意出来る環境が整いますね。
ご紹介した2つの間取りはどちらも家事動線に優れていると感じます。
しかし部屋数が多い家の宿命で家族の人数が減ってしまうと必然的に部屋が余る事は変わりありません。
この様なデメリットを克服する決定的な秘策が見つかれば良いなと感じました。
【まとめ】基本的にはオーソドックスな間取り。部屋数に応じた工夫が光る!
アイダ設計の参考間取りプラン集を中心に見ていくと注文住宅を前提にしているせいかごくごく普通の間取りが多いです。
「オーソドックスでシンプル」という一言に尽きます。
坪数と部屋数が増える毎にジワジワと工夫が見られるという印象を持ちました。
その為1LDKや3LDKまでの家の間取りは往々にして建売住宅とさほど変わりません。
中古住宅でもあまりに突飛な間取りは嫌煙され売却しにくいと言われています。
その為住み替え前提ならばオーソドックスな間取りを採用した方が良さそうです。
しかしわざわざ注文住宅を建てるのに無難な間取りで良いのか疑問が残りました。
シンプルだけど施主の思いも盛り込んだバランスの良い間取りってどんな物か悩ましい限りです。
もう一つアイダ設計の間取りで気になったのが2Fのトイレが窓無しの間取りがチラホラみられる事ですね。
出典:アイダ設計 公式サイト 2階建て間取りプラン集 26.85坪4LDKの間取り例
最近の家は換気設備が整っているとはいえホテルやマンションの様な窓の無いトイレは個人的には絶対NOです。
折角の戸建なのに日光が差さない暗いトイレなんて勿体ないなと思ってしまいます。
こういった細かな所が気になるのは私だけではないはずですがいかがでしょうか。
トイレの窓が無い事以外全て気に入ったプランが有るとしたら間取りの変更にいくら位追加料金が掛かるのか気になりました。