目次
大安心の家は20代でも建てやすい価格
タマホームで新築される多くの方がチョイスする「大安心の家」気になる価格を調べてみました。
まずは実例に掲載されていたお宅を例に計算していきます。
こちらは延べ床面積約39坪4LDKのお宅です。
https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_tamahome/101745_0000_13/jitsurei/jc_0032/
2110万円÷39坪=54.10万円。
このお宅の坪単価は54万円です。
大安心の家の平均的な坪単価は約45万円程と言われいていますのでこのお宅は平均より10万円程高いですね。
坪単価は家の大きさやオプションの有無などで変化します。
こちらのお宅は薪ストーブ・雨でも大人数でBBQが出来るウッドデッキ等ご主人拘りのアイテムやスペースが一杯です。
http://www.tamahome.jp/voice/feature_02.html
このお宅の他にもオーナーの拘りがギュッと詰め込まれたお家が沢山有りました。
実例に掲載されているお宅は本体価格が1000万円台後半~2000万円台という価格です。
拘りを反映できる注文住宅をこの価格で実現できるのは大きな魅力ですね。
20代で新築された方も多く大安心の家は若い世代が家を建てようと言う気持ちになれる価格なんですね。
タマホームの公式HPでも20代にアピールする専門サイトを作っています。
確かに若いうちにローンを組み早めに完済した方がお子さんが居るご家庭は学費の事も有りますし後々有利だなと感じました。
平屋の坪単価は平均より約10万円高い
近年平屋の人気がシニアだけではなく若いファミリーにも広がっています。
大安心の家で建てた平屋の価格を調べてみました。
実例に掲載されていた3LDK平屋のお宅(延べ床面積29.1坪)の本体価格は1550万円です。
http://www.tamahome.jp/voice/feature_01.html
このお宅の本体価格から坪単価を計算してみます。
1550万円÷29.1坪=53.26万円。
坪単価は約54万円程になります。
大安心の家の平均坪単価と比べると10万円程高いですね。
平屋の家は坪単価が高くなる傾向が有り一般的な平屋の平均坪単価は50万円~70万円と言われています。
それを考えると注文住宅の大安心の家で建てる平屋はとても良心的な価格設定なのでは?と感じました。
大体1坪あたり50万円を目安にプランニングすればいいですね。
他にも大安心の家で平屋を新築された方の情報ではタマホームで平屋を建てる場合は35坪以上の家を建てた方がお得感が感じられるとの事。
35坪以上の平屋と言うと建物が横に拡張する為、結構な大きさの敷地が必要です。
広い敷地を確保でき、家族が少ないご家庭ならビルトインガレージを併設した平屋も可能です。
大安心の家は自由設計・注文住宅なので夢が広がりますね。
高額になりがちな平屋をお手頃な価格で建てられる大安心の家。
若い世代だけでなく第2の人生を歩むシニアのお財布にも優しいなと感じました。
「プレミアム」はラグジュアリー路線
タマホームのロングセラー商品は「大安心の家」です。
その良さを更に改良したプレミアムという商品が有ります。
http://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin_premium/daianshin_premium/
プレミアムの特徴は1Fの天井高を2400㎜(通常の住宅では2000㎜)と高く、窓はハイサッシを起用する事で室内空間をより広く感じさせる工夫を施しています。
http://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin_premium/daianshin_premium/
外壁タイルもオプションで付けられるラグジュアリー路線の商品です。
長期優良住宅で保証も最長60年まで延長出来、長く住まう事を前提に考えられた家です。
気になる大安心の家プレミアムの価格を調べてみました。
タマホームが公表している大安心の家プレミアムの坪単価は約55万円(本体価格のみで計算)。
普通の大安心の家の平均坪単価よりも10万円程高く設定されています。
総額で計算した坪単価は70万~80万円ではないかとの情報も有ります。
40坪の2階建てをプレミアムで建築した際の総額を計算します。
- 70万円×40坪=2800万円
- 80万円×40坪=3200万円
この様に高額な価格設定の影響でしょうか残念ながらプレミアムで建築された方の情報がありませんでした。
個人的には外観や内装の細部まで拘っていて良いなと思うのですが。
1坪あたり70万円~80万円のハウスメーカーと言うと大手の住友林業の家や高気密高断熱の一条工務店の家と同等です。
「この価格ならタマホームでなくても良いかな?」と考えてしまうのが人情です。
「タマホーム=お得な家」という図式がバッチリ消費者のイメージに刷り込まれてしまっている為、なかなかプレミアムで建てる方がいらっしゃらないのかな?と感じます。
「暖」はコストパフォーマンスが高い
タマホームでは寒冷地に対応した「暖」というプランが有ります。
その名の通りベストセラー商品である「大安心の家」に断熱性能を良くした暖かい家を建築する事がコンセプトです。
例えば窓はトリプルガラスサッシを採用しています。
リクシルのアルミ樹脂サッシ「サーモスX」かオール樹脂サッシの「エルスターX」が選択可能です。
断熱は天井には吹込みグラスウール断熱18K 320㎜を。
http://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin_premium/daianshin_premium_dan/insulation.html
壁は密着度の高い吹付硬質ウレタン断熱。
床全体をフェノールフォーム断熱 70㎜で覆います。
この様に冬が厳しい地域でも寒くない対策が施された大安心の家「暖」ですがお値段が気になりますね。
実際に暖で見積もりを取られた方の情報から価格を見ていきます。
延床面積35.5坪の2階建ての見積額は約1840万円。
これはオプション等は付けない初期段階の価格だそうです。
坪単価を計算します。
1840万円÷35.5坪=51.83万円。
大安心の家暖の坪単価は約52万円となります。
トリプル樹脂サッシ+吹付ウレタン断熱でこの価格なら良いなと感じました。
ただ坪50万円前後なら同程度の仕様で他の住宅メーカーでも有りますから相見積もりを取りしっかりと比較検討する事が大切ですね。
【まとめ】大安心の家を建てるならスタンダードなプランが一番オトク
大安心の家はタマホームの中心的な商品です。
平均坪単価はおよそ45万円前後と言われています。
コストパフォーマンスが良く他のシリーズの中ではダントツの人気を誇っています。
寒冷地仕様の「暖」は坪単価55万円からとやや価格は高くなりますが断熱材やサッシを高性能の物にする等の暖かさへの配慮が見られます。
しかし高気密・高断熱性能を前面に押し出している他の住宅メーカーと比べてしまうとインパクトがやや薄い気もします。
そして大安心の家プレミアムはタマホームの最高級クラスに位置付けられている商品です。
プレミアムは家のデザインや空間デザインに気を配り洗練された住宅を作る事が出来ます。
高めの価格設定の割に標準品は大安心の家と変わらず、タイル外壁がオプション扱いです。
その為、お得感が無く普通の大安心の家とさほど違いが分からないという印象を持つ方が多いようです。
つくづく価格のバランスとインパクトを両立するのは難しい事なんだなと感じます。
プレミアムはもう少し標準品のグレードを上げなければ消費者の心を掴むことは出来ないと思います。
タマホームで建てるならやはり普通の大安心の家が一番お得感が有りますね。
20代からシニア世代まで様々な年齢層の方に支持されている大安心の家。
タマホームの主力商品の座をこれからも維持し続けるのではないかと感じました。